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12月7日 リリース

昨日、販売特約店様にリリースしたアピストとカラシンをご紹介します。

Apistogramma sp. Segelflossen

Apistogramma sp. Segelflossen
・Apistogramma sp. Segelflossen (仮) オリノコ川中流域
コロンビアからsp.セーゲルフロッセンの名前で入荷したアピストです。
しかし今まで入荷したセーゲルフロッセンとは明らかに違う個体が届いたためリリースまでにしばらく時間が掛かってしまいました。
全体的なフォルム・背鰭の形はsp.セーゲルフロッセンですが、ラテラルバンド下のセーゲルフロッセン独特なアブドミナルストライプが見られません。
更にオス個体の顎下には隈取りがあります。
実は今回採集された場所はオリノコ川中流ですが、その対岸のベネズエラ側にもsp.セーゲルフロッセンが棲息しています。ベネズエラ側のセーゲルフロッセンのオスには顎下に隈取りがあることが知られています。
今回入荷したこの個体がベネズエラ側のセーゲルフロッセンかどうかは現時点で断定することは出来かねますが、夢を追い掛けてみたい、そんなアピストです。
ただしメスの数が少なかったためリリースは極少数となっています。

Apistogramma piaroa (sp. Breitbinden)
・Apistogramma piaroa オリノコ川中流域
コロンビアのsp.ブライトビンデンです。
上のsp.セーゲルフロッセンと同じポイントで採集されました。
全ての個体が4cm前後のため背鰭の伸びはまだ確認出来ませんでしたがピアロアで良いと思います。
ただしこちらもメス個体が僅かだったのでリリースも極々少数となってしまいました。

・Apistogramma lineata アタバポ川
10月初めにリリースした赤顔のリネアタですが前回と比べて赤顔個体は少なかったです。
しかしこのアピストは飼育環境の良し悪しで劇的に変貌する種です。比較的広めで威張れる環境を用意してあげてください。魚からその素質が十分感じ取れましたのでおススメします。


Hemigrammus .sp

Hemigrammus .sp
・Moenkhausia dichroura ビチャダ水系
という名前で入荷しましたが多分違う種だと思われます。一般的に知られているシザーステールカラシンとも若干違いがあります。
いずれにしても体全体が銀色に輝きとてもよく目立つカラシンです。
全ての個体が5~6cmほどの立派な体格なので飼育環境が限られてくると思われます。

Hyphessobrycon sp. (Rio Vaupes)
・Hyphessobrycon sp. ヴァウペス川上流
こちらは新種のカラシンです。
全ての個体が2cm程度。既に成魚なのか、それともこれから成長してそして体色はどのように変化していくのか、全くの未知です。性格はとても大人しいですので小さな魚のタンクメイトにも良いと思います。

以上が今回リリースしました魚たちです。


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