厳選した美しいアピストグラマ等の熱帯魚を提供。熱帯魚輸入卸販売のコクーン

しれ~っとコクーンオンラインを再開しています。
そして早速、コクーンオリジナル乾燥餌 オーサムフードシリーズをリリースいたしました。
【殻なしブラインシュリンプエッグ】【顆粒タイプ】【フレークタイプ】【フリーズドライタイプ】【フード添加剤】があり、用途に合わせてお使いください。
また、期間・数量限定でドライフードプレゼントキャンペーンを開催しておりますので是非ご利用ください!

殻なしブラインシュリンプエッグ

ブラインシュリンプエッグの外殻を特殊な製法で除去してから残った卵黄のみを乾燥させました。
一般的な乾燥餌と同様にそのまま給餌していただけますし、ブラインシュリンプをわかすのを忘れた時や失敗した時の代替餌としてお使いいただけます。
元々の卵は品質が高いソルトレイク産ですので安心してお使いください。
商品は2タイプあり、エアードライ製法とフリーズドライ製法の殻なしブラインシュリンプエッグをご用意しました。
大きく成長したブラインシュリンプをフリーズドライしてキューブ状にした商品は以前から販売されていましたが、ブラインシュリンプの卵をフリーズドライした商品は今まで無かったと思います(詳しく調査していませんが・・・)。

フリーズドライとは、真空凍結乾燥とも呼び冷凍して水分を昇華させて乾燥させる製法です。
フリーズドライのメリットとして、栄養素が壊れず水が浸透し易い点が挙げられます。
また素材の水分が完全に飛んでしまうのでカビなどの心配が少なく長期保存に適しているという長所があり、最近では人間用の保存食としてのフリーズドライ食品が販売されているのを見る機会が多くなっているのではないでしょうか。
エアードライ製法の殻なしブラインシュリンプエッグは以前から販売されていましたが、水面に浮きやすいなど多少扱いづらかったり知らぬ間にカビが生えていた、なんてことがあったと思いますが、フリーズドライの殻なしブラインシュリンプエッグはそれらの欠点を補う商品としてオススメいたします。

顆粒タイプ

魚の口の大きさに合わせて、0.4~0.8mmと0.8~1.2mmの2サイズの顆粒状フードをご用意いたしました。
原材料費や輸送費の高騰に、更に為替レートの変動も相まって良い乾燥餌を手軽に輸入できる状況ではないのですが、食い付きが良い餌が手に入りましたのでご紹介させていただきます。
ゆっくり沈む沈下性タイプなので上層・中層・低層の魚全てが対象になり、オキアミやその他良質のタンパク質に加え、ビタミン、ミネラル、食物繊維もバランス良く含まれているので消化性に優れ、魚本来の美しさと成長が期待できます。
色揚げ効果があるアスタキサンチンも含まれていますが、フード添加剤のアスタキサンチンパウダーやスピルリナパウダーをまぶして与えても良いです。

フレークタイプ

3種類のフレーク状餌をご用意いたしました。
  • バランスの取れた栄養配分と色揚げ効果をプラスした【ベストバランス】
  • 天然カロテノイドを多く使用し色揚げ効果を重視した【色揚げ重視】
  • アリシンの抗菌作用と食欲を増進するニンニクパワーの【ガーリック】
最近は"色揚げ"を前面に押し出している餌を多く見かけますが、魚自体が健康で、色揚げする環境が整っていなければ色揚げ用の色素だけ与えても体色は揚がってきません。
できれば上記の3種類をローテーションしていただきたいところですが、最初にお試しいただく際は【ベストバランス】をオススメいたします。
【ガーリック】はアリシンの抗菌作用と抗ウイルス効果、それと食欲増進効果があり、養殖業界では当たり前にように使われている素材です。
指でつまんで魚の口の大きさに砕くことができるので、多くの魚種や様々なサイズの魚に対応できるのがフレークタイプの強みです。
一旦は水面に浮かびますが、その後ゆっくりしたスピードで水中に沈んでいきます。

フリーズドライタイプ

フリーズドライ製法で作られたドライフードです。
殻なしブラインシュリンプエッグのご紹介時にも触れましたが、水分を昇華により完全に飛ばしているので素材に含まれるタンパク質や栄養素が破壊されることがなく、カビなどの心配がなく長期保存が可能です。
今回は【コペポーダ】【キクロプス】【ミジンコ】【ワムシ】といった培養した微生物をフリーズドライした乾燥餌をご用意いたしました。
稚魚育成用にそのままお使いいただけますし、普段は培養しているが予定していた量を確保できなかった時などの代替としてもお使いいただけます。
粒の大きさが小さくて形が不規則なのでフリーズドライタイプと言えども水に馴染ませるのには少し時間が掛かります。
早く水に馴染ませたい場合は、注射器(シリンジ)を使って強制的に水を染み込ませる方法があります。詳しい方法は「乾燥餌+注射器」などで検索してみてください。

フード添加剤

餌の添加剤としてアスタキサンチンパウダーとスピルリナパウダーをご用意いたしました。
一般的な観賞魚は自ら色素の原料を生成できないため餌によりカロテノイドを体内に取り込む必要があります。
アスタキサンチンパウダー、スピルリナパウダーいずれもカロテノイドの一種なのでどちらも色揚げ効果が期待できます。
普段使用している餌のブラインシュリンプ、乾燥餌、ディスカスハンバーグ等に添加したりして、飼育者独自のブレンド餌を作出してみてはいかがでしょうか。
アスタキサンチンパウダー、スピルリナパウダーのどちらも水溶性ではないので飼育水の色自体を変えることはありません。
アスタキサンチンは比重が大きいので、添加したフードと分離して水槽内で単独になったとしてもいずれは底に沈みます。底床をついばむアピストやコリドラスが居る水槽では自然と魚の体内に取り込まれるはずです。
スピルリナは粒が小さく比重が軽いため水槽内の流れに乗って漂ってしまう可能性があります。そのため与える際には少量から試していただき、できれば餌によく馴染ませてから短い時間で食べられるようにする必要があるかもしれません。 また生餌を培養している水槽に振りまいて生餌の体内に取り込ませてから魚に与えても良いと思います。
アスタキサンチンはエビ・鮭・鱒・鯛などの養殖業界用に昔から提供されていましたが、ヘマトコッカス藻由来のイーストから抽出されたものが主流で、大変高価で油溶性のため油に溶かした状態で販売されていました。そのため一般のアクアリストが簡単に手を出せる代物ではありませんでした。
しかし近年日本の研究機関によりパラコッカス菌に含まれるアスタキサンチンを抽出する技術が開発され商業生産できるようになったため比較的安価に提供されるようになりました。
ここ最近は、アスタキサンチンの抗酸化作用を謳い、老化防止・活性酸素の除去・免疫機能低下の抑制・美肌効果・視力回復などの人間用のサプリメントとしてもアスタキサンチンは注目されています。
今回提供しているアスタキサンチンパウダーは加工されていない粉末のため酸化しやすくなっています。酸化を少しでも遅らせるため、使用後は袋内の空気をしっかり抜いてから冷蔵庫で保管し、早めに使用するようにしてください。


そう言えば・・・、最近は"cf."付きのアピストが多いですね。特にコロンビアンアピストのcf.ヴィエジタが大量発生しているようですね!
そのうち、マクマステリやホイグネイなど既に記載種として知られているマクマステリグループのアピストたちも"cf.ヴィエジタ"の名前で販売されるような時代になるのかってくらいの勢いですね。。。


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