厳選した美しいアピストグラマ等の熱帯魚を提供。熱帯魚輸入卸販売のコクーン

久しぶりになりましたが、今週リリースしましたお魚をご紹介します。

最近はことごとく輸送トラブルに見舞われておりました。今回もコロンビアの飛行機が遅れ経由地での搭載に間に合わず24時間待機。明けて翌日、搭載直前になって荷物が行方不明になりまたもや搭載できず。結局日本に到着したのは予定よりも2日遅れとなりました。
最悪の事態を予想していましたが、気温が落ち着いていたこともあり想定していたよりも良い状態で届いて一安心。
しかし、ヘロヘロ状態の魚が多かったので、気持ちを切り替えて、ここから折角頑張って来日してくれた魚たちの立ち上げに全力を振り絞りました。
そして何とか今週のリリースへとこぎ着けました。
ということで、前回まで実施していました抽選販売は今回中止とさせていただきました。楽しみにお待ちいただいていた方は申し訳ありません。次回までお待ちいただければ幸いです。
それではリリースしましたお魚をご紹介いたします。すみません、写真無しです。。。

- Apistogramma sp. D12 from Rio Inirida
インボイスではsp.D47だったのですが、開けてみるとパックマン???
間違えて送ったのか現地に確認するも実態は分からず。しかしイニリダ水系から来たのは確か、との回答。通常D12はグアビアーレ川のいくつかの支流で発見されています。
しかし現地の言うとおりイニリダ水系の出身となるとちょっと面白い種になりそう。
成魚がいなかったので最終形態は分かりませんが、コーダルスポットにはパックマンがしっかり鎮座しているも、グアビアーレのD12のようなイエローボディではなくブルーのラメが際立っています。D12ではないのか、今後検証が必要な種です。個人的にはこの種が今回一番気になりました。
- Apistogramma cf. flabellicauda
青みが強く、成長すると尾鰭の格子柄が完全に無くなるタイプのフラベリカウダです。
こちらは久しぶりの入荷となりました。このタイプを待っていた方は多いのではないでしょうか。
- Apistogramma sp. D18
上手に飼育すると派手派手になってしまうアラクリナです。今回は飼育が楽しめるサイズが多かったです。オスの性格は多少キツいですが、是非ド派手に育て上げてみてください!
- Apistogramma sp. Tame
アラウカのタメから。インボイスではA. hoignei。しかし初見では地味で変わったマックを送ってきたなぁ~といった感想でした。
しかし立ち上がって初めて給餌した時、荒れ狂ったようにブラインを追う姿と顔はホイグネイでした。「えっ!何君たち!」
というわけで、マックでもホイグネイでも無い時に都合よく使える種がsp.タメなのです。こちらも今後の検証は必要ですが、現段階ではsp.タメとします。
- Apistogramma sp. Blutkehl
この種は初めて見たかもしれません。
このような細身系のアピストは、どの種も入荷当初はお腹にイニリダエのような黒いバンドが現れています。その度に「ブルトが来た!」と喜ぶのですが、数日するとこのバンドは無くなってしまうのがいつも。
しかし今回のはいつまで経ってもバンドが消えない。現在のところ頬に隈取りはありませんが、ブルトケールと同定するのが妥当と判断しました。どうか隈取りを出現させてください。
- Apistogramma psammophila
前回入荷するもメスがほとんど居なかったためリベンジ。
今回はそこそこペアが取れそうなので安心しました。良さそうな個体も多いです。
- Apistogramma macmasteri from Rio Arauca
メタ川出身の普通のマックを頼んだはずなのに、アラウカのタメ出身のマックがやって来ちゃいました。(ちなみに、タメ産のマックをD21と思ってる人がいますが、違いますヨ)
尾鰭に格子柄が入っていてちょっと面白そうなマックです。
- Apistogramma cf. norberti
2回目の入荷となったcf.ノーベルティ。
コロンビア・ブラジル・ペルー国境近くのレティシア周辺で採集される尾鰭がライヤーテールになるノーベルティです。小さめサイズが多かったので育て甲斐がありそうです。
- Apistogramma sp. D50
この種は当たり外れがある種なのですが、今回のは顔が派手になりそうな個体が多い印象でした。この種も上手に飼育するとそれに応えてくれる種ですので是非チャレンジを!

今回は以上の種をリリースしました。気になった種がいましたらお早めに販売店へアクセスしてください!

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