今週販売特約店様にリリースしたお魚をご紹介します。今回はアピストグラマ4種を新たにリリースし、追加で2種をリリース予定です。
撮影の時間が無く今回はテキストのみのご紹介となりますことをご了承ください。
撮影の時間が無く今回はテキストのみのご紹介となりますことをご了承ください。
・Apistogramma sp. D58
昨年の年始めに新種としてリリースした種が再度入荷しました。
本種の生息地はかなり奥深いエリアでこの地にたどり着くだけでも相当苦労するのですが、更に今回は漁師が川で事故に遭い怪我をしてしまいました。多くの魚が入ったパックを運ぶのにも難儀したようですが意地でボコタまで連れ帰りました。しばらくはこの種の入荷は無くなると思いますので本種に興味のある方は是非今回のタイミングをお見逃し無く!
アラクリナグループに属する本種ですが、赤色と青色がバランス良く派手に配色されて、立派に育った成魚は見応え十分になります。
今回は前回よりも赤色は少ない印象ですが、本種は当社が製造販売している水槽用蓋ルブラのブラックウォーターを使用することで簡単に赤色を発色させることができますのでご安心を!
またTomCのサイトで報告されていましたが、本種もマウスブルーダーとのこと。多分sp.D50と同様に完全なマウスブルーダーではなく育仔環境によりマウスブルーダーに移行するのだと思いますが、今回は雌雄バランス良く入荷しましたので是非繁殖にチャレンジしてその真相を確かめていただきたいです。
昨年の年始めに新種としてリリースした種が再度入荷しました。
本種の生息地はかなり奥深いエリアでこの地にたどり着くだけでも相当苦労するのですが、更に今回は漁師が川で事故に遭い怪我をしてしまいました。多くの魚が入ったパックを運ぶのにも難儀したようですが意地でボコタまで連れ帰りました。しばらくはこの種の入荷は無くなると思いますので本種に興味のある方は是非今回のタイミングをお見逃し無く!
アラクリナグループに属する本種ですが、赤色と青色がバランス良く派手に配色されて、立派に育った成魚は見応え十分になります。
今回は前回よりも赤色は少ない印象ですが、本種は当社が製造販売している水槽用蓋ルブラのブラックウォーターを使用することで簡単に赤色を発色させることができますのでご安心を!
またTomCのサイトで報告されていましたが、本種もマウスブルーダーとのこと。多分sp.D50と同様に完全なマウスブルーダーではなく育仔環境によりマウスブルーダーに移行するのだと思いますが、今回は雌雄バランス良く入荷しましたので是非繁殖にチャレンジしてその真相を確かめていただきたいです。
・Apistogramma sp. D57
cf. cacatuoides としても良いと思われるコロンビアのカカトゥオイデスです。
今後どのように変化するのか分かりませんが、第一印象としてはブラジルのトロンベタスに生息するサルピンクションに近いな、と感じました。
尾鰭にモザイク柄が表現されている個体がいくつか見ることができたので飼育者様の水に馴染んだ頃には更に綺麗に変貌していることと思います。
本種の最大の特徴は、顎下の狭い範囲に黒々とした髭模様があることです。他のカカトゥオイデスも顎下が黒くなる種は居ますが、本種のそれは他のカカトゥオイデスとは明らかに異なることからDナンバーが付与されています。
cf. cacatuoides としても良いと思われるコロンビアのカカトゥオイデスです。
今後どのように変化するのか分かりませんが、第一印象としてはブラジルのトロンベタスに生息するサルピンクションに近いな、と感じました。
尾鰭にモザイク柄が表現されている個体がいくつか見ることができたので飼育者様の水に馴染んだ頃には更に綺麗に変貌していることと思います。
本種の最大の特徴は、顎下の狭い範囲に黒々とした髭模様があることです。他のカカトゥオイデスも顎下が黒くなる種は居ますが、本種のそれは他のカカトゥオイデスとは明らかに異なることからDナンバーが付与されています。
・Apistogramma sp. Kiemenfleck
久しぶりの入荷となりました。
2017年に纏めて日本に入荷され、何の関係もないサン・ホセデルグアビアーレという街の近くで採集されたというデマ情報から日本ではsp.サンホセと呼ばれてしまった種。
その後ドイツシクリッド学会で論文が発表され現在はsp.キーメンフレックと呼ばれています。
ちなみに本種が日本に最初に入荷したのは2016年。バウペスのアピストに混ざって入荷した極少数の本種を問屋の水槽から抜いてきたのがAn aquarium.音羽本店の志藤店主というのはあまり知られていない。
本種は成熟すると各鰭内側にアピストには珍しい紫色が乗ってくるのが特徴で、低pHの安定した水質で飼育することによりその特徴を引き出して欲しいです。また餌の種類に関係なく本種はクリーム色の卵を産卵します。繁殖自体はそれほど難しい種ではないのでお楽しみいただけるはずです。
久しぶりの入荷となりました。
2017年に纏めて日本に入荷され、何の関係もないサン・ホセデルグアビアーレという街の近くで採集されたというデマ情報から日本ではsp.サンホセと呼ばれてしまった種。
その後ドイツシクリッド学会で論文が発表され現在はsp.キーメンフレックと呼ばれています。
ちなみに本種が日本に最初に入荷したのは2016年。バウペスのアピストに混ざって入荷した極少数の本種を問屋の水槽から抜いてきたのがAn aquarium.音羽本店の志藤店主というのはあまり知られていない。
本種は成熟すると各鰭内側にアピストには珍しい紫色が乗ってくるのが特徴で、低pHの安定した水質で飼育することによりその特徴を引き出して欲しいです。また餌の種類に関係なく本種はクリーム色の卵を産卵します。繁殖自体はそれほど難しい種ではないのでお楽しみいただけるはずです。
・Apistogramma lineata
今回のリネアタは特別派手な個体はいませんでしたが、総じて飼育と成長を楽しめるサイズが多い印象でした。リネアタ特有の派手な隈取模様も時間とともに発現してきますのでご安心を!
今回のリネアタは特別派手な個体はいませんでしたが、総じて飼育と成長を楽しめるサイズが多い印象でした。リネアタ特有の派手な隈取模様も時間とともに発現してきますのでご安心を!
・Apistogramma sp. D39 (sp. Alto Vaupes I) - リリース予定
前回の輸入に続き今回も入荷しました。種自体は同じですが採集ポイントは前回と少し異なっているようです。
同じバウペス川水系に生息するcf.ペルソナータと混同されがちな本種ですが、両種をしっかり見比べればその違いは明らかです。以下にD39の特徴を列記します。
前回の輸入に続き今回も入荷しました。種自体は同じですが採集ポイントは前回と少し異なっているようです。
同じバウペス川水系に生息するcf.ペルソナータと混同されがちな本種ですが、両種をしっかり見比べればその違いは明らかです。以下にD39の特徴を列記します。
- 目と目の間の額にあるメラニンパターンがcf.ペルソナータは綺麗な二等辺三角形であるのに対し、D39は楕円から直線に近い形である。
- D39の左右のお腹辺りのラテラルスポットが一般的な丸型ではなく縦に細長い形である。
- D39はワイルド種でも巨大な個体は居ない。
- D39の各鰭にはオレンジ色が入るがcf.ペルソナータはオレンジ色ではなく黄色である。
- 特にD39の背鰭最後部は雌雄関係なくオレンジ色に染まる。
・Apistogramma sp. Mitu - リリース予定
こちらの種も久しぶりの入荷となりました。
細く華奢な体型の本種ですがその印象に反し意外と丈夫な種です。
今回の入荷分は頬に赤色を持っていて将来性を感じさせる個体たちばかりですのでお楽しみに!
こちらの種も久しぶりの入荷となりました。
細く華奢な体型の本種ですがその印象に反し意外と丈夫な種です。
今回の入荷分は頬に赤色を持っていて将来性を感じさせる個体たちばかりですのでお楽しみに!
sp. D39とsp. Mituは輸入直後の状態が少し心配な部分があったため大事をとってトリートメントを慎重に行いました。現状は問題ない状態まで立ち上がっているので近日中にリリースできるはずです。
現地の関係者が苦労して遠い日本まで送られてくる貴重なワイルド種。時には状態悪く輸入される場合もありますが、そんな時も当社では持っている全ての技術を注いで全力でリリースできる状態まで立ち上げる努力をします。『絶滅していなかったから問題ない・・・』なんて考えは生き物を取り扱っている以上は絶対にありません。。。
現地の関係者が苦労して遠い日本まで送られてくる貴重なワイルド種。時には状態悪く輸入される場合もありますが、そんな時も当社では持っている全ての技術を注いで全力でリリースできる状態まで立ち上げる努力をします。『絶滅していなかったから問題ない・・・』なんて考えは生き物を取り扱っている以上は絶対にありません。。。