厳選した美しいアピストグラマ等の熱帯魚を提供。熱帯魚輸入卸販売のコクーン

今週販売特約店様にリリースしたお魚をご紹介します。今回はアピストグラマ7種を新たにリリースいたしました。

・Apistogramma sp. Tame (cf. hoignei) - Rio Arauca
コロンビア領アラウカ川上流で採集されたホイグネイの一種です。知られているsp. Tameとは採集場所が若干異なるのですが、本種をsp. Tameと呼んで良いと判断しています。ドイツの有名な学者も本種がsp. Tameと判断しています。
そもそもsp. Tameの定義が曖昧なのですが、分かりやすい表現ではホイグネイとマクマステリの間に位置する種と古くから認識されています。しかしsp. Tameにもいくつかのタイプが知られていて現在では少なくとも3タイプが知られています。
その中で本種は今までに知られているsp. Tameと比べてかなりホイグネイに近い種と認識しています。
sp. Tameやホイグネイは飼育環境により様々な表現の変化を楽しめるユニークな種です。飼育当初は地味な表現だったのに良い環境を与えてあげることにより見違えるような変化を見せてくれます。
本種も輸入当初はとても地味に見えましたが日を追うごとに変化していくのが分かりました。ただしこの変化のスピードにも個体差があるので本当に同一種なのか?と疑ってしまうほどいくつかの表現を確認することができました。
残念ながらサイズ的には予想以上に小さかったですが、その分小さめの個体を長く大事に飼育して本種の様々な変化をお楽しみいただけるはずです。

・Apistogramma sp. D12 (sp. Packman) - Rio Guaviare
久しぶりに入荷しました。小さな個体が多いですが将来性を感じる個体が多いです。

・Apistogramma sp. D21 (cf. macmasteri) - Rio Meta
メタ川下流で採集されたマクマステリの地域変異種です。顔周りに赤いドットが散りばめられ腹びれは真っ赤に染まります。少数のみの入荷で更にメスの数が少なかったのでリリース数は僅かとなりました。

・Apistogramma sp. D39 (sp. Alto Vaupes I) - Rio Vaupes
全体的な印象として小さな個体が多く目立って派手な個体はいません。しかし本種は大事に飼育することによりさほど個体差なく飼育者の期待に応えて綺麗になってくれる種です。あまり大きくならない種なので飼育自体はあまり気を遣うこともないと思いますのでまだ本種を飼育したことがない方は是非チャレンジしてみてください。

・Apistogramma sp. D50 (sp. Alto Vaupes II) - Rio Vaupes
久々に大きなサイズのD50が獲れたと聞いて注文しました。6cmオーバーから4cm程度まで雌雄バランス良く入荷しました。
採集ポイントにより異なると思うのですが、これまで何度も本種を輸入していますが輸入当初から顔周りが派手な個体が少ないことがほとんどでした。しかし今回のD50は当たりです。ほぼ全ての個体がド派手になると言い切れます。
更に育児方法が少し変わっているのも本種の特徴です。稚魚がしっかり遊泳できるまで捕食者から守るためメスが稚魚を口に含んで育児するマウスブルーダーとして知られています。ただし完全なマウスブルーダーではなく稚魚に危険が無いと判断した場合は通常通りの育児方法をとりますので、マウスブルーダーとしてのメスを観察する場合は同水槽内に捕食者と認識される他魚が居ることが前提となります。
オスの仕上げから繁殖まで様々楽しみいただけるはずです。

・Apistogramma sp. D62

・Apistogramma viejita - Rio Meta(プエルトガイタン近郊)

sp. D62とヴィエジタは現地シッパーのストック分を全て引き上げました。その中にいくつかのメス個体が居たので少数のペア出しが可能になりました。入手された方は貴重なペアですので大事にしてください。
特にsp. D62は乱獲によって絶滅してしまったのでは?と現地関係者の間で噂されています。コクーン便とは別のルートでも輸入があったようですが、輸送と管理に何度も失敗し後先のことを考えず採集を繰り返した結果だということです。
生き物相手ですからいくら気を付けていてもこのようなミスは起きてしまうものなのである程度は仕方ないことなのですが、同じミスを繰り返すというのはとても信じられません。この話が事実だとしたら数十年・数百年というスパンで現地で延々育まれてきた貴重な種が一部の人間のエゴにより一瞬にして絶滅してしまったということ。問屋としても一人のアピスト愛好家としてもこれは非常に悲しいことですし、絶対にあってはならないことだと思うのです。
幸い現地の水位が上がって来ているためしばらくの間は採集不可とのことなので、生き残りが居たら何とか他のポイントに移動していてくれてると信じ、sp. D62というこの綺麗な種の存続を願ってやみません。
このsp. D62に限らずワイルドには貴重な種が多いです。入手して手元に届いた魚たちは、ほんの数日前まで地球の裏側にある熱帯雨林の雄大な環境下で必死に生きていた魚たちであることを今一度認識していかなければならない、と今回の話を聞いて改めて感じました。


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先日リリースしましたApistogramma sp. D62はいかがだったでしょうか。
マニア目線から見ればかなり変わった種であることは確かで、大きな反響があったと感じております。遅くなりましたがTomCのサイトの"Apisto News"ページにもようやく情報が掲載されました。

そして現在、上の写真のような個体が在庫としてまだ残っています。
残念ながらメス個体は極々僅かしか残っていませんのでペア出しできる数は限られてしまいますが、オスのみなら上のような写真の個体がリリース可能です。
今までの大体の傾向として、一便目にこのような立派なオス個体が多数到来し、二便目以降は小さめ個体やメス個体が輸入されるケースが多いです。
と言っても、そもそも二便目が来るのか、来たとしても必ずしもメス個体が沢山到来するとは断言できませんが、まずは綺麗でしっかりボディのオス個体をキープしておき、二便目以降のメスの到来を待つというのも良いと思います。
ワイルドの希少種が好きなマニア様にとってはこのような決断が必要な時もあると思いますし、きっと今までもそのような後悔を幾度となく経験されていることでしょう。
個人的にはこの種はオスだけでも十分な観賞価値があると思っていますが。
状態は写真をご覧になってお分かりいただけるとおりバッチリ仕上がっております。
比較的難しいとされているコロンビア産アピストの輸入時の立ち上げ方法についてはともかくとして、当社と契約している現地のシッパーはアピストを知り尽くした強者ばかりです。輸送方法についてもその種に合わせた独特の技が随所に生かされているので安心して出荷を依頼できるのです。
販売特約店様へのリリースは明日予定しておりますので、興味のある方はお早めにアクセスしてください。

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本日販売特約店様に久しぶりにリリースしたお魚をご紹介します。今回はアピストグラマ4種を新たにリリースいたしました。

・Apistogramma sp. D62 - オリノコ川上流エリア
当初はApistogramma nororientalis(ノロリエンタリス)に近い種か?などと考えていましたが、最終的に既知のいずれの種とも異なるとの結論に達し、新たなDナンバーが付与されました。
体高のあるスタイル、特徴的な隈取りの入り方、sp. Rotfleckenを彷彿とさせる背鰭の形状。また魅力的な新種が発見されました。
メスの見極めが難しいため今回は少数のみのリリースとなりますので興味のある方は早めに販売特約店様にアクセスしてください。オスのみのリリースも可能ですので併せてお問い合わせください。

・Apistogramma cf. sp. Segelflossen - オリノコ川上流エリア
上のsp. D62と同じエリアで採集されたsp.セーゲルフロッセン。sp. D62の採集場所がオリノコ川上流と聞いた時は眉唾物と感じましたが、この種と同じエリアに生息していたとしたらオリノコ川上流域というのも納得がいきます。
しかし現時点でセーゲルフロッセンの特徴が出ていないので「cf.」を付けました。
大きな個体の尾鰭には格子柄がしっかり残っているのでフラベリカウダではないと判断しています。ならば、地味に新種なのか!?
多数飼育の場合に種の特徴がしっかり出てこない傾向があるので、単独でじっくりと飼育していただき真偽を確かめていただきたい種です。

・Apistogramma viejita - プエルトガイタン近郊
今年の春にもプエルトガイタンからヴィエジタがやってきましたが、今回は以前から知られているリアルヴィエジタです。しかも獲れたてホヤホヤです。
背鰭の先端に縁どられた濃い朱色はヴィエジタの証。大き目しっかり個体からリリースいたしました。

・Apistogramma sp. Schwarzkehl (シュワルツケール)
ドイツの"Kleine Buntbarsche"通称テトラ本にヴィエジタ カラーフォーム3で掲載されているタイプと同じsp. Schwarzkehlです。
まだビビりまくっていてこの色合いですから仕上がったらド派手になること間違いなし!
しかもメスのサイズ感が良くオスの数に合わせて入荷しているので、親魚の仕上げ~繁殖まで楽しめること請け合いです。

本日のリリースは以上です。よろしくお願いいたします。


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水槽用フタ [ ルブラ ]


水槽の上にのせるだけ。フタ受けが不要で軽くて割れない樹脂製のオールガラス水槽用のフタです。
フタの四辺に溝が加工してあるのでフタ受けが要らず、振動などによりフタがズレる心配はありません。
樹脂製のフタはガラス製と比較すると、傷つきやすかったり変形や歪みが発生するリスクがありますが、加工がし易いため用途に合わせた形状のフタを作ることが可能です。
これにより隙間を極力少なくし飛び出し事故や飼育水の蒸発を防ぐことができます。

今回は以下の4バリエーションをご用意しました。

水槽用フタ [ ルブラ ] バリエーション
  • クリア・・・ガラスと同等の透明度を誇るポリカーボネート製で熱や湿度にあまり影響を受けません。
  • オパール・・・ポリカーボネート製のオパール(乳半)タイプで光を拡散させ柔らかな光を水槽の隅々まで行き渡らせる効果があります。
  • ブラックウォーター・・・カラーアクリル製で南米の熱帯雨林を流れる赤褐色のブラックウォーターを簡単に再現できて魚の色揚げに効果的です。
  • パンチングボード・・・ポリ塩化ビニール製のパンチングボードで飛び出し事故を防ぎ水温の上昇を気化熱を使って下げる場合にはとても有効です。
加工は、[穴あけ] [切欠き] [角落とし] [斜めカット]が可能で、加工2工程まで無料で施工いたします。3工程目以降については有料にて承ります。加工の詳細については商品ページをご覧ください。
その他お手持ちの水槽サイズに合わせた寸法調整など可能な限り柔軟に対応させていただきますのでお気軽にお問合せください。


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本日、販売特約店様にリリースしたお魚をご紹介します。 今回はアピストグラマ5種を新たにリリースいたしました。

Apistogramma cf. sp. D28 / cf. sp. Rotflecken
・Apistogramma cf. sp. D28 / cf. sp. Rotflecken - ビチャダ川水系
先週リリースしましたsp.D28によく似ていますが頬に入る赤い隈取りの形状が少し異なっているため"cf. sp. D28"または"cf. sp. Rotflecken"としました。
生息地はビチャダ川の支流ですが、sp.D28とは流れが異なりますが源流まで辿っていくとsp.D28と同じと思われ関連性は深そうです。sp.D28が上流、50~80km下流に本種が生息しているという位置関係になります。
とても美しい種ですが総じてサイズが小さくペアでリリースできたのは極々僅かとなってしまいました。

Apistogramma macmasteri - Rio Manacacias
・Apistogramma macmasteri - マナカシアス川
マクマステリと言えば通常メタ川から来ることが多いですが今回はマナカシアス川産のマクマステリが入荷しました。
コーダルスポットがちょっとヴィエジタに似ているかな?と感じました。魚自体はとても綺麗なマックだと思いますし、メスの数も良い比率で入荷しましたのでマクマス系のアピストをまだ飼育したことがない方に是非おススメいたします。

Apistogramma pedunculata
・Apistogramma pedunculata
以前はsp. リオカウラと呼ばれていましたが学名が付き現在はペドゥンクラータと呼ばれています。
今年初めにベネズエラから入荷したグッタータと同じタイミングで採集されたようですがグッタータ以外の種が居たら送るように依頼したら本種が来ました。採集場所は不明です。流石にグッタータと同じエリアで採集されたとは思っていません。
そんな経緯ですのでメスの数が少なくリリースできたペア数も極僅かとなりました。

Apistogramma sp. D11 / cf. piaroa (Yellow Breitbinden)
・Apistogramma sp. D11 / cf. piaroa (Yellow Breitbinden)
色々な呼び名があって分かり辛いと思いますが簡単に言うと黄色いピアロアです。
網の中での写真では確認しにくいと思いますが、オスの体色がメスのように黄色い珍しいピアロアです。
入荷した個体は総じて小さいのですが、頬に見え隠れする赤色は鮮烈です。成長するにつれ間違い無くド派手なピアロアへと成長するのは目に見えています。
メスの数が少なかったためリリースできたペア数は僅かですが、オスのみでしたらまだ何匹がリリースできそうです。

Apistogramma sp. Segelflossen
・Apistogramma sp. Segelflossen
別名sp.Sail-finとも呼ばれ船の帆のように背びれが高くなるアピストです。またラテラルバンド下のドット模様もこの種の特徴です。
実はsp.ブルトケールを発注したら本種が入荷してしまいました。こういうことはまぁよくあることですが魚自体は良いサイズと状態で入荷していますので本種をまだ飼育したことがない方は是非チャレンジしてみてください。

本日のリリースは以上です。よろしくお願いいたします。

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