厳選した美しいアピストグラマ等の熱帯魚を提供。熱帯魚輸入卸販売のコクーン

先日リリースしましたApistogramma sp. D62はいかがだったでしょうか。
マニア目線から見ればかなり変わった種であることは確かで、大きな反響があったと感じております。遅くなりましたがTomCのサイトの"Apisto News"ページにもようやく情報が掲載されました。

そして現在、上の写真のような個体が在庫としてまだ残っています。
残念ながらメス個体は極々僅かしか残っていませんのでペア出しできる数は限られてしまいますが、オスのみなら上のような写真の個体がリリース可能です。
今までの大体の傾向として、一便目にこのような立派なオス個体が多数到来し、二便目以降は小さめ個体やメス個体が輸入されるケースが多いです。
と言っても、そもそも二便目が来るのか、来たとしても必ずしもメス個体が沢山到来するとは断言できませんが、まずは綺麗でしっかりボディのオス個体をキープしておき、二便目以降のメスの到来を待つというのも良いと思います。
ワイルドの希少種が好きなマニア様にとってはこのような決断が必要な時もあると思いますし、きっと今までもそのような後悔を幾度となく経験されていることでしょう。
個人的にはこの種はオスだけでも十分な観賞価値があると思っていますが。
状態は写真をご覧になってお分かりいただけるとおりバッチリ仕上がっております。
比較的難しいとされているコロンビア産アピストの輸入時の立ち上げ方法についてはともかくとして、当社と契約している現地のシッパーはアピストを知り尽くした強者ばかりです。輸送方法についてもその種に合わせた独特の技が随所に生かされているので安心して出荷を依頼できるのです。
販売特約店様へのリリースは明日予定しておりますので、興味のある方はお早めにアクセスしてください。

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本日販売特約店様に久しぶりにリリースしたお魚をご紹介します。今回はアピストグラマ4種を新たにリリースいたしました。

・Apistogramma sp. D62 - オリノコ川上流エリア
当初はApistogramma nororientalis(ノロリエンタリス)に近い種か?などと考えていましたが、最終的に既知のいずれの種とも異なるとの結論に達し、新たなDナンバーが付与されました。
体高のあるスタイル、特徴的な隈取りの入り方、sp. Rotfleckenを彷彿とさせる背鰭の形状。また魅力的な新種が発見されました。
メスの見極めが難しいため今回は少数のみのリリースとなりますので興味のある方は早めに販売特約店様にアクセスしてください。オスのみのリリースも可能ですので併せてお問い合わせください。

・Apistogramma cf. sp. Segelflossen - オリノコ川上流エリア
上のsp. D62と同じエリアで採集されたsp.セーゲルフロッセン。sp. D62の採集場所がオリノコ川上流と聞いた時は眉唾物と感じましたが、この種と同じエリアに生息していたとしたらオリノコ川上流域というのも納得がいきます。
しかし現時点でセーゲルフロッセンの特徴が出ていないので「cf.」を付けました。
大きな個体の尾鰭には格子柄がしっかり残っているのでフラベリカウダではないと判断しています。ならば、地味に新種なのか!?
多数飼育の場合に種の特徴がしっかり出てこない傾向があるので、単独でじっくりと飼育していただき真偽を確かめていただきたい種です。

・Apistogramma viejita - プエルトガイタン近郊
今年の春にもプエルトガイタンからヴィエジタがやってきましたが、今回は以前から知られているリアルヴィエジタです。しかも獲れたてホヤホヤです。
背鰭の先端に縁どられた濃い朱色はヴィエジタの証。大き目しっかり個体からリリースいたしました。

・Apistogramma sp. Schwarzkehl (シュワルツケール)
ドイツの"Kleine Buntbarsche"通称テトラ本にヴィエジタ カラーフォーム3で掲載されているタイプと同じsp. Schwarzkehlです。
まだビビりまくっていてこの色合いですから仕上がったらド派手になること間違いなし!
しかもメスのサイズ感が良くオスの数に合わせて入荷しているので、親魚の仕上げ~繁殖まで楽しめること請け合いです。

本日のリリースは以上です。よろしくお願いいたします。


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