厳選した美しいアピストグラマ等の熱帯魚を提供。熱帯魚輸入卸販売のコクーン

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Apistogramma viejita habitat photos
この記事と直接関係ありませんが、今回はアピストグラマ ヴィエジタが生息しているユカオ川の支流を写真でご紹介します。

因みに、ヴィエジタのことを"ガイタン"と呼ぶ人が多いですが、ガイタンとは"プエルトガイタン"というコロンビアの街の略称です。ヴィエジタが発見された際、プエルトガイタンとプエルトロペスという街の間のエリアで見つかったと報告され詳しい河川名は公開されなかったため日本では"プエルトガイタン近郊産"と呼ばれるようになり、更には短く"ガイタン"と呼ばれるようになりました。
このような流れを知らない人は、プエルトガイタン近郊産と聞けば、プエルトガイタンはマナカシアス川に面した街なのでマナカシアス川もしくはその支流に生息していると勘違いしている人も多いと思います。
しかし、マナカシアス川にはヴィエジタどころかアピストグラマはほとんど生息していません。

ヴィエジタの生息地はユカオ川の支流になります。ユカオ川とマナカシアス川はいずれもメタ川にそそぐ支流で小高いエリアを挟んで並行して流れる川ですが、このように川が違えば生息している魚も違うことが多いのです。遠い遥か昔はどうか分かりませんが少なくても現在は。

生体輸入の休止について
Apistogramma viejita habitat photos
家族の事情で、昨年の夏の終わり頃から長野の実家とを往復する生活が続いておりました。
しかしそのような状況が続くにつれ体力的な問題を始め多くの支障をきたしてきたことから、事務所を閉鎖し田舎に引っ越すことにしました。
今年に入ってから少しずつ準備を始め、2月から新たな環境で業務を行っております。二十数年ぶりの田舎暮らしに当初は戸惑いもありましたが徐々に今の環境に慣れつつあります。

事務所の閉鎖に伴い、南米からの生体輸入は一先ず休止することにいたしました。
生体輸入を引き続き田舎で続けることも考えたのですが、
・コロンビアアピストの魅力を広めること
・コロンビアアピストの価値を底上げすること
・コロンビアからの輸入ルートを確立すること
という輸入を始めた当初に掲げた一部の目的は達成できたことから、生体輸入は暫くお休みすることにしました。

もちろん、信頼できる会社に後任を依頼して快く引き受けていただいてますのでご安心ください。
ダニエルからの指令
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「Hey, 最近私の弟子がシッパー(荷送人)の免許を取得したんだ。日本へアピストを輸出したいんだが、そのルートを作ってくれないか」
事の始まりは、ダニエルから突然のこんなメッセージでした。
ダニエルと言えば、そう"Dナンバー"付きアピストの生みの親で知られるあのダニエルです。

その当時のコロンビアアピストを巡る状況は、ヴィエジタ、sp.ミツ、リネアタなどの入荷が始まった頃でした。ただしカナダ等を経由した輸入だったので今では考えられないような高値で取引きされていました。
実は、これらアピストの採集にも全てダニエルが絡んでいました。ただ日本への輸入ルートが確立していなかったためにカナダ経由等で入荷していたわけです。

それ以前のコロンビアアピストというと、マックで頼んだはずが何故かsp.ロートフレッケンが入荷したり、イニリダエのつもりがブルトケールだったりと予想が付かない夢と希望に満ちた便やら、またはペルーの漁師兼シッパーがコロンビアで密漁してペルー経由で入荷する便程度でした。

当初は、当社が直接輸入することは考えてなく、都内の問屋さんにダニエルからの輸入を紹介するつもりでした。
しかしその当時のアピストを巡る状況は、前述のように限られた小売店のみで取引きされていたり、問屋から小売店への卸しも少し偏った感がある少しきな臭い雰囲気が漂う状況でした。
そのため既存の問屋さんにお任せしたとしても状況はあまり変わらず、寧ろ悪化することが予想できたため、力不足かもしれないが当社が輸入することにしました。

金儲けを優先するのなら、当社が輸入して小売りも独占してしまえば大儲け間違い無しだったでしょう。しかし、最初からそんな事をやろうとは思ってなくて、アピストを巡る業界のバランスを整えたいとの思いから問屋に徹しました。

また、この当時は香港や台湾でもコロンビアアピスト熱が高まってきた状況だったため、もし対応を間違えば"D"の付くアピストの商業ルートが日本以外に固定されてしまう恐れもあったため、ダニエルへ無責任な回答はできない状況でした。
実際に輸入が始まると・・・
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昔から趣味で個人輸入を続けていましたし、植物検疫が必要な植物の輸入も行っておりましたので輸入自体には全く抵抗はありませんでした。

ただ流通に関しては無知だったので、最初の頃は都内の限られた小売店のみに卸してみて、慣れてきたら国内の小売店様へ販売を拡大するつもりでした。

また輸入魚種に関しては、既存の問屋さんに目を付けられたり、余計な争いを避けたかったので扱う種が他の問屋さんとは被らないように配慮しました。

実際に輸入が始まると、多くの小売店さんに卸すには準備不足というのが判明しました。
しかし何処から情報を得たのか、全国の多くの小売店様から取引き依頼が殺到してしまい、準備不足を理由に全ての取引依頼をお断りしました。折角お声掛けいただいた店舗様には、この場を借りて改めて謝罪させていただきます。

既存の問屋さんとの関係については心配する必要ありませんでした。ほとんどアピストしか扱わないし小規模な輸入なので、昔から大量の取引を続けている問屋さんから見れば当社は砂粒のような存在だったと思われます。

だがしかし、思わぬところから妨害がありました。

既存の問屋さんに対して「御社のシッパーとコクーンのシッパーは同じですよ」と全くのデマを流して問屋さんを混乱させたり、
コロンビアのダニエルやシッパーに、当社を貶めるような悪質なメッセージを送ったり。全てこっちに筒抜けなのに。

またある時は、ブラジルのシッパーから取引依頼がありましたが、ウチはコロンビアのみだから取引はお断りしました。しかし執拗に営業され仕方なくストックリストを送ってもらったところ、アイウァナのメンデジーを持っていることが分かりました。しかも何処からもまだ取引依頼が無いとのこと。
他の日本の問屋さんと敵対したく無いので、サイズや性別関係なく全部買いました。
数日が経った頃そのシッパーから連絡があり、「昔のパイセンに怒られたのでアナタにはもう輸出できなくなった」と。

おまえら小売店とは関係ないだろ!と大声で叫びたかったが、これも多くの小売店様への流通ができていないのが原因なんだろうとガマンガマン。
流通の拡大に向けて
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全国の小売店様への流通を拡大するにはどうしたらベストなのか。

小売店への販売ルートを持っていないので、今からルートを開拓したらかなり時間が掛かる。
ならば、取引依頼を申し出ていただいた小売店様を優先して販売していくことも考えたが、実際に会って話したこともない小売店様と取引きを始めて上手くいくのか。本当にアピストが好きな小売店様なのか・・・、などとネガティブな考えが出てきてしまいなかなか決められない状況に陥ってしまいました。

自ら販売ルートを開拓できないのなら、既存の問屋さんのルートを使わせてもらえれば良いではないか、との結論に達し、都内の問屋さんの協力を得て当社が輸入したアピストを仕入れていただき流通していただくことで、販売網が少しずつ拡大していきました。

が、この時はコロナの真っ只中。
コロンビア国内でもロックダウンが実施されたりして、計画した採集がスケジュール通りに進まない状況が続き、コロンビアアピストの輸入は激減していました。

Apistogramma viejita habitat photos
そんな入荷数が少ない状況でも全国のマニア様に素晴らしいコロンビアアピストの魅力を広めたい気持ちで、問屋による初の抽選販売を実施しました。

販売店が少しずつ増えてきた状況でも、首都圏以外のマニア様がトップ個体を一般的な販売方法で入手するには条件が限られます。
ならば、問屋に入荷した時点でトップ個体を選定して購入者を決定してしまえば、当選した方は喜んでいただけるし、小売店様も余計な宣伝が不要になるので、手前味噌ですが良い企画だったと思っています。

実際、当選された方々から感謝のメールを沢山いただきました。

もう少し抽選販売を実施したかったのですが、コロナが収まってきても南米では異常気象が続き、採集旅行に出発できない時期が続いたため昨年の輸入もわずか数回でした。

まだまだ入荷して欲しいアピストが沢山居たのですがとても残念です。

また冒頭のヴィエジタの話をはじめ、昔から国内で当たり前のように伝えられてきた情報と、現地からの情報にはかなり大きな違いがあることが多いです。

当社で輸入すると決めた際に幾つかの目的があったと書きましたがそれ以外に、間違いを指摘し正しい情報を伝える、という目的もありました。

特に採集場所に関しては、GPSデータを得ている種もあるのですが、乱獲に繋がってしまうセンシティブな情報なので具体的な河川名やエリアを公開することはできませんでした。
その結果、それって何処情報?と思ってしまうような実際とまるで違う情報が当たり前のように独り歩きしているのを何度も見てきました。

その他、種の同定に関してもプロアマ関係なく間違って認識している人が多く、これらについて少しずつ正していきたいと考えていましたが、これらに関しては道半ばで終了となりそうです。
アピストグラマの今後の輸入について
Apistogramma viejita habitat photos
後任には信頼できる問屋さんにお任せしました。

1月に最初の便を輸入する予定でしたが、飛行機の突然のキャンセルやその後のスケジュール調整に難航したためこの時の輸入は諦めました。
どうもその分が並行輸入で日本国内に流れてしまったようですが、今まで当社が担ってきた正規輸入については引き続き後任の問屋さんが担当しますのでご安心ください。

生体輸入の再開については現在のところ目処が立っていませんが、条件が整えばいつかまた再開したいと考えております。
なお、生体以外の餌や用品の販売については継続してまいりますので、引き続きコクーンオンラインをどうぞよろしくお願いいたします。


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久しぶりになりましたが、今週リリースしましたお魚をご紹介します。

最近はことごとく輸送トラブルに見舞われておりました。今回もコロンビアの飛行機が遅れ経由地での搭載に間に合わず24時間待機。明けて翌日、搭載直前になって荷物が行方不明になりまたもや搭載できず。結局日本に到着したのは予定よりも2日遅れとなりました。
最悪の事態を予想していましたが、気温が落ち着いていたこともあり想定していたよりも良い状態で届いて一安心。
しかし、ヘロヘロ状態の魚が多かったので、気持ちを切り替えて、ここから折角頑張って来日してくれた魚たちの立ち上げに全力を振り絞りました。
そして何とか今週のリリースへとこぎ着けました。
ということで、前回まで実施していました抽選販売は今回中止とさせていただきました。楽しみにお待ちいただいていた方は申し訳ありません。次回までお待ちいただければ幸いです。
それではリリースしましたお魚をご紹介いたします。すみません、写真無しです。。。

- Apistogramma sp. D12 from Rio Inirida
インボイスではsp.D47だったのですが、開けてみるとパックマン???
間違えて送ったのか現地に確認するも実態は分からず。しかしイニリダ水系から来たのは確か、との回答。通常D12はグアビアーレ川のいくつかの支流で発見されています。
しかし現地の言うとおりイニリダ水系の出身となるとちょっと面白い種になりそう。
成魚がいなかったので最終形態は分かりませんが、コーダルスポットにはパックマンがしっかり鎮座しているも、グアビアーレのD12のようなイエローボディではなくブルーのラメが際立っています。D12ではないのか、今後検証が必要な種です。個人的にはこの種が今回一番気になりました。
- Apistogramma cf. flabellicauda
青みが強く、成長すると尾鰭の格子柄が完全に無くなるタイプのフラベリカウダです。
こちらは久しぶりの入荷となりました。このタイプを待っていた方は多いのではないでしょうか。
- Apistogramma sp. D18
上手に飼育すると派手派手になってしまうアラクリナです。今回は飼育が楽しめるサイズが多かったです。オスの性格は多少キツいですが、是非ド派手に育て上げてみてください!
- Apistogramma sp. Tame
アラウカのタメから。インボイスではA. hoignei。しかし初見では地味で変わったマックを送ってきたなぁ~といった感想でした。
しかし立ち上がって初めて給餌した時、荒れ狂ったようにブラインを追う姿と顔はホイグネイでした。「えっ!何君たち!」
というわけで、マックでもホイグネイでも無い時に都合よく使える種がsp.タメなのです。こちらも今後の検証は必要ですが、現段階ではsp.タメとします。
- Apistogramma sp. Blutkehl
この種は初めて見たかもしれません。
このような細身系のアピストは、どの種も入荷当初はお腹にイニリダエのような黒いバンドが現れています。その度に「ブルトが来た!」と喜ぶのですが、数日するとこのバンドは無くなってしまうのがいつも。
しかし今回のはいつまで経ってもバンドが消えない。現在のところ頬に隈取りはありませんが、ブルトケールと同定するのが妥当と判断しました。どうか隈取りを出現させてください。
- Apistogramma psammophila
前回入荷するもメスがほとんど居なかったためリベンジ。
今回はそこそこペアが取れそうなので安心しました。良さそうな個体も多いです。
- Apistogramma macmasteri from Rio Arauca
メタ川出身の普通のマックを頼んだはずなのに、アラウカのタメ出身のマックがやって来ちゃいました。(ちなみに、タメ産のマックをD21と思ってる人がいますが、違いますヨ)
尾鰭に格子柄が入っていてちょっと面白そうなマックです。
- Apistogramma cf. norberti
2回目の入荷となったcf.ノーベルティ。
コロンビア・ブラジル・ペルー国境近くのレティシア周辺で採集される尾鰭がライヤーテールになるノーベルティです。小さめサイズが多かったので育て甲斐がありそうです。
- Apistogramma sp. D50
この種は当たり外れがある種なのですが、今回のは顔が派手になりそうな個体が多い印象でした。この種も上手に飼育するとそれに応えてくれる種ですので是非チャレンジを!

今回は以上の種をリリースしました。気になった種がいましたらお早めに販売店へアクセスしてください!

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アピストグラマの抽選販売
先日ご案内した「アピストグラマの抽選販売」の抽選を本日実施し、ご応募いただいた方々に抽選結果をご案内させていただきました。
今回も多くの方にご参加いただきありがとうございました!
また次回の開催までお待ち下さい。
本日リリースしましたお魚をご紹介いたします。
- Apistogramma sp. D24
今回のロットは派手なオスが多かったのですがやはりメスが少なかったため、メスの数に合わせて抽選販売を行ったという結果となりました。
従いましてまだまだ綺麗なオスは在庫しております。オス単体でも楽しめる種ですのでご入用の際は販売店様にお問い合わせください。
Ivanacara adoketa / Rio Cuiari
滅多に入荷しないクイアリ産のアドケタ。印象としては、ブラジル産よりも赤みの範囲が広く、体型が丸っこいので可愛らしいアドケタという感じを受けました。
まだ綺麗なペアが取れますのでご検討ください。
- Apistogramma sp. D14 (cf. bitaeniata)
ラテラルバンドと尾筒のコーダルスポットが繋がっていないのが特徴のコロンビア産ビタエニアータです。
この種も頻繁に入荷する種ではありません。ビビリな性格ですが背びれが伸長し迫力ある個体に成長しますのでお楽しみください。
- Apistogramma sp. D52
数年ぶりの入荷となったD52。この種を待ちわびていたマニアの方は多いのではないでしょうか。輸送に弱い種で、現地での管理に失敗した上に経由空港で24時間も待機させられたため残念ながら入荷した数は極僅かでした。
繁殖がハンパ無く難しいと言われている本種。海外では繁殖報告が1件ありましたが、日本国内ではまだその知らせは聞いておりません。今回、日本初の繁殖報告はあるのか、無いのか・・・。
- Apistogramma psammophila
この種の入荷も楽しみにしていたのですが、今回はメスの数が少なかった。
リリース数は僅かになると思いますが、入手された方はこの小型種を大切にそして独特な習性を楽しみながら飼育してください。
- Apistogramma cf. piaroa (A165)
ネグロ川上流のピアロアです。尾筒のコーダルスポットがやたらと大きいのがこのA165の特徴です。手頃な大きさの個体たちですので成長をじっくり楽しんでいただけるはずです。
- Apistogramma sp. Uaupesi
"sp."の後は自由だ!と言っても、ウアウペチー(Uaupeci)じゃなくて、ウアウペシー(Uaupesi)ですからね。笑
上のA165に混じってきた種です。sp. D42の可能性もありますが、現時点では判断できなかったためコロンビアンウアウペシーとしておきます。ただしペアはそれほど多くは取れそうにありません。
- Apistogramma sp. Cuiari
昨年に続きクイアリがやってきました。ここ最近は頻繁にクイアリ川まで遠征しましたが、我々のチームでは来年は休もう、と話しています。なのでもしかしたらsp.クイアリはまたしばらく来なくなってしまう可能性がありますので、ご入用の方は今回ゲットしておいた方が良いかもです。
その他、カラシンやコリドラスが入荷しましたが機会があればまたご紹介したいと思います。
今回の入荷は以上となります。是非お楽しみください!


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アクアバイタル
しばらくの間在庫切れしていました、
- グラニューピート (ペレット状ピート)
- ブラックピート (ブロック状ピート)
が入荷しました。
入荷をお待ちいただいておりましたお客様、お待たせいたしました。
今回も数に限りがございますので、ご入用の方は早めに確保いただきますようお願いいたします。

ルブラの加工追加
フタ受けが要らない樹脂製水槽用フタ、ルブラシリーズに新たな加工処理を追加しました。
【分割加工】
今まで"分割加工"はご要望にお応えしてその都度実施してまいりましたが、一般の加工処理として承るように変更しました。
加工の際に3~5mm程度の隙間が発生してしまいます。
ご依頼いただく際には、分割する位置を次の要領で連絡事項欄にてご指示ください。
[施工指示例] 分割加工、角Aから角C方向に Y:100mm でX軸方向に分割
なお、これまで様々な水槽サイズに合わせたサイズ調整を実施してきましたが、分割ではない単なるサイズ調整につきましては今後も引き続き無料で承っております。
【ヒンジ加工】
こちらのヒンジ加工もご要望に応じて対応してまいりましたが、オプション加工として承るように変更しました。
それぞれのフタを2個のアクリル製ヒンジで接続します。
加工数に関係なく1加工につき300円がかかります。
ご依頼いただく際には、「ヒンジ加工要」と連絡事項欄にてお知らせください。ヒンジの取り付け位置に指定がある場合は適宜ご指定ください。ヒンジの幅は約45mmになります。

以上、アクアバイタルの再入荷とルブラの加工処理追加のお知らせでした。

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アピストグラマの抽選販売

先日この場でご案内しました「アピストグラマの抽選販売」について、本日厳正なる抽選を行いましてご応募いただいた方に結果をお送りさせていただきました。
大変多くの方にご参加いただき誠にありがとうございました!
当選された方も、残念ながら落選してしまった方も、今回は一つのイベントとして楽しんでいただけたのなら大変嬉しく思います。
また次回もこのような抽選販売を実施する予定ですので、次回まで楽しみにお待ちいただければ幸いです。
それでは、本日リリースしましたお魚をご紹介します。
久しぶりの採集ということで、珍しいエリアからのアピストグラマはなく、今までに入荷したことがある種がほとんどということもあり写真は撮影しておりません。テキストのみでのご紹介となりますことをご了承ください。
・Apistogramma sp. D25 / sp. Rotflecken
今回の入荷は、手頃なサイズでしかも派手な良個体がとても多かった印象です。
抽選販売の対象魚となりましたが、それ以外にも魅力的な個体が多いので本種を狙っていた方は今回の入荷分を逃すと後悔すると思います。
・Apistogramma sp. D18 / cf. alacrina (Rio Guayas)
好き嫌いが分かれる種ではありますが、個人的にはアラクリナの中で群を抜く美しさを誇る種だと思っています。
久しぶりの入荷となりましたし、しっかりボディの雌雄でのペアが取れるはずですので、今まで本種を飼育したことが無い方は是非チャレンジしてみては如何でしょうか。
・Apistogramma sp. Rautenband
ヴァウペス水系からこちらも久しぶりの入荷となりました。
ただ入荷数はとても少なかったので何ペア取れるのかが問題。この種を待ち侘びていた方も多いのではないでしょうか。是非早めのアクセスをオススメいたします。
・Apistogramma viejita
今回は多くの入荷ではありませんが、大小サイズでの入荷となっており、既に成熟した個体から、これから成長を始める個体まで様々選べると思います。
・Apistogramma sp. Mitu
こちらも前回に引き続きの入荷となりましたが、今回の個体たちは全固体が弱々しくない良いサイズでの入荷となりました。
ご自身の水槽でしっかりと飼い込めば、この種が決して弱々しくない種だと判っていただけますし、今とは違う美しさに惚れ込んでしまうはずです。是非その成長しきった姿をご覧いただきたい種です。
・Apistogramma sp. D39 / sp. Alto Vaupes I
こちらの種は今回小さくて数が少なかったです。
そのためリリース数は少ない予定です。
・Apistogramma sp. D47 / cf. hoignei
入荷数は多かったものの今回はチビ個体がほとんどです。少し調整が必要な状態ですので、本格リリースまでに少しお時間をいただくと思います。
・Apistogramma sp. D11 / cf. piaroa (Yellow Breitbinden)
久しぶりの入荷となりましたが、全てチビ個体でした。まだまだあの独特なワイルドなイメージは発揮しておりませんが、成長が始まったら一気に変貌するタイプの種なので、成長を楽しみながら飼育するうってつけの種だと思います。是非チャレンジを!
・Apistogramma lineata
少量ですが入荷しております。いつも通りのクオリティーですのでご安心を。

今回の入荷は以上となります。
久しぶりのコクーン便。是非お楽しみください。

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アピストグラマの抽選販売
久しぶりにコロンビア便が入荷しています。
詳細については後日お知らせさせていただきます。
その中で、今回池袋のアクアセノーテ様のご協力を得て、今回入荷した種の一部からトップ個体を厳選して抽選販売を行うこととしました。
これは試行実施的なもので、今後も継続していき規模を拡大するのか、はたまた今回限りで終了するのか、今回の結果により判断したいと考えております。
【抽選応募受付期間】2022年1月12日(水)22:00 - 2022年1月14日(金)13:00
【抽選対象】
- Apistogramma sp. D25 (A. sp. Rotflecken)
- Apistogramma sp. D18 (A. cf. alacrina / Rio Guayas)
抽選結果は、1月14日(金)18:00以降にメールにてお知らせいたします。
その際、当選された方には配達希望日時をお尋ねいたします。
※ドメイン指定受信を設定されているお客様は @raku-uru.jp と @cocoon.fish を受信できるように設定してください。
発送は、池袋のアクアセノーテ様から発送となります。
※今の時期、北海道・九州地方への発送はできませんので、ご応募されてもキャンセル扱いとなります。
※発送において必要な個人情報(氏名・住所・電話番号)をアクアセノーテ様に提供させていただくことをご了承ください。
<< 抽選応募方法 >>
  1. 「カートに入れる」をクリックしてください。
  2. 「注文手続きへ」をクリックしてください。
  3. 「配送先」を入力してください。
  4. 「配送方法」と「お支払い方法」は固定されています。
  5. 「クレジットカード情報」を入力してください。
  6. 「注文を確定」をクリックしてください。
<< 抽選応募の決済方法 >>
  1. 決済方法は、クレジットカードのみ承ります。
  2. 応募受付時にクレジットカードの与信のみ行います。
  3. 当選された方は、発送が完了した時点で決済処理が実施されます。
    落選された方は、売上のキャンセル処理を行います。
    ※デビットカードをお使いの場合は、応募受付時に即時口座引き落としが行われてしまいます。落選した場合はキャンセル処理により返金されますが、タイミングとカード会社によっては返金までにお時間を要してしまう場合がありますので、デビットカード以外でのクレジットカードをご用意くださることを推奨いたします。
アピストグラマの抽選販売(sp. D25)
Apistogramma sp. D25 (A. sp. Rotflecken)
入荷初日でこの発色。この種をよく知っている方は1ヶ月後にどんな姿に変貌しているか分かるはずです。
大きさに関係なく、頬周りに赤点がある個体をメインに厳選しております。中にはおでこにも赤点がある個体も・・・。

アピストグラマの抽選販売(sp. D18)
Apistogramma sp. D18 (A. cf. alacrina / Rio Guayas)
久しぶりの入荷となったD18です。アラクリナ系の中で別格の美しさを誇ります。
少し気が荒いですが、飼い込んでこそ本種の本当の美しさが分かる、そんな種です。

今回の抽選販売は、以上の2種です。
トップ個体を入手するチャンスはあまり多くはありませんので、奮ってご応募ください。
なお、応募対象は生き物ですので、環境を整えて責任を持って飼育される方のみご応募いただきますようお願いいたします。

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今週リリースしましたお魚をご紹介します。

現在コロンビアでは、禁漁期間が明けてないエリアや水位が高くてまだ採集に適していないエリアがありますが、今回はそれ以外のエリアでの新規採集分と現地ストック分が入荷いたしました。

Apistogramma sp. D25
・Apistogramma sp. D25 / sp. Rotflecken
先日テトラ本の最新版が発売されましたが、その中のヴィエジタのタイプ2として掲載されている種に一番近いとされているのがこのsp. D25です。
以前のポイントとは若干異なる場所での採集となったため若干地味めに見えますが、どの個体も持っているポテンシャルはかなり高いと見ています。
今回はメスの数も多かったので、この種を待ちわびていた方にとって今回は狙い目です。

Apistogramma sp. D29エリアから
・Apistogramma sp.
sp. D29と同じポイントで採集されたアピストとして入荷しました。
sp. D29はsp. シュワルツケールと同じか他のバリエーションと考えられていますが、実物を見たことが無いですし、公開されている写真では鰭を広げていないので実際はどのような種なのか不明です。
顔周りのメラニンパターンはシュワルツケールに似ていますが、コーダルスポットなど他の部分はD29とは異なっているように見えますし、本種は尾鰭に赤いツインバーを持つ個体も居ることから現段階では別種なのでは、と判断しています。
では本種は何者?となりますが、とりあえずはsp. とさせていただき、購入された方にご判断いただきたいと思います。当社には既に在庫はありませんので是非よろしくお願いします。

Apistogramma sp. D20
・Apistogramma sp. D20 / cf. minima
コロンビアから新種として極僅かのみ入荷しましたが、その姿形からミニマと判断しました。
過去に一度ミニマが入荷したことがありましたが、とても地味なアピストの印象のみが残っています。しかし今回のミニマは全体的にオレンジ色っぽい体色を持ち、各鰭には赤色に近いオレンジ色を持っていてとてもカラフルなミニマと感じました。
このことからsp. D20 (cf. minima)と判断しております。雌雄も同様に判断できれば良いのですが、この種の雌雄は育ててみないと分かりません・・・泪。

・Apistogramma viejita

・Apistogramma sp. Mitu

・Apistogramma sp. D10

・Apistogramma psammophila

・Apistogramma sp. D24

・Apistogramma agassizii (レティシア)

・Apistogramma macmasteri (タメ)

今回は、以上のアピストグラマ10種をリリースしました。


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今週リリースしましたお魚をご紹介します。今回はアピストグラマ4種を新たにリリースしました。

Apistogramma sp. D10
・Apistogramma sp. D10 - Río Caqueta水系
2016年に初めて発見された新種。それから5年の月日が流れ今回が2回目の採集となり、そして遂に日本初入荷となりました。
なぜその間採集されなかったのかというと、生息地に行くまでの道のりを考えるだけでも行くのを躊躇してしまうほどの秘境に生息しており、採集を成功させるには十分な時間と体力、そして天候に恵まれる幸運が必要だからなのです。だからレア中のレア種と言えるでしょう。
多分次はもう無いか、あったとしても最低でも3〜4年は来ないと思われます。
sp.D50に似てますが、ラテラルバンドの太さ、頭でっかちでずんぐりの可愛らしい体型、メスのカッコよさ等々実物を見ると明らかに別種だと分かるはずです。各ヒレに余計な色が入らない分D50よりも上品な印象を受けます。またメスはD50同様にマウスブルーダーとして知られています。
入荷数は極々僅かでしたので、この手の種が好きな方は後悔しないように今回のチャンスは逃さないでください。

Apistogramma cf. personata (Orange)
・Apistogramma cf. personata (オレンジペルソナータ) - Río Caqueta水系
sp. D10と同エリアに生息しているcf.ペルソナータ。写真でも少しだけ確認できると思いますが現地ではオレンジ色の体色が濃いことから関係者の間では"オレンジペルソナータ"と呼んでいます。
本当に入荷当初はとても濃いオレンジ色の体色をしていましたので、水に慣れた頃にはその派手な体色を確認できることと思います。
大きな個体の鼻先が白っぽく変色していますが、病気やスレではないのでご安心を。常に水面を気にしているようなので現地では水面の虫などを捕食していたのか、それとも水上の外敵を気にしていたのかは分かりませんが、そのような何らかの影響で白っぽくなっているのかも知れません。
敢えて背鰭を広げた写真は遠慮させていただきました。畳まれた背鰭を見ればその豪快なフィンスプは容易に想像できますよね。笑

Apistogramma viejita
・Apistogramma viejita - プエルトガイタン近郊
言うまでもなくもちろん本物です。笑
今回のヴィエジタで特筆すべきことは、メス個体がとても綺麗だったこと。尾鰭にツインバーを持ったメスが多く確認できましたので繁殖が楽しみになりそうだと感じました。

Apistogramma sp. D24
・Apistogramma sp. D24
今回の入荷数はあまり多くはありませんでしたが、派手なオス個体が目立った印象でした。
まだ飼育したことがないマニア様には是非この機会を逃さないでいただきたいです。

コロンビア現地では既に多くの川の水位が高くなっており、アピスト採集は夏ごろまでの間しばらくお休みとなります。
コロナの影響で昨シーズンに続き今シーズンも計画通りの採集ができませんでした。早めのコロナ終息と来シーズンがドキドキするようなシーズンになることを祈ります。


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昨日リリースおよび今週リリース予定のお魚をご紹介します。今回はアピストグラマ5種を新たにリリースし、追加で2種をリリース予定です。
入荷魚の美しさの衝撃が大きく撮影するのを忘れました。というのは冗談で、魚の状態が抜群に良くリリース作業を優先したため、今回もテキストのみのご紹介となりますことをご了承ください。

・Apistogramma sp. Cuiari
久しぶりの入荷となりましたが、今回入荷したクイアリは外見も状態も過去に無いくらい素晴らしい個体ばかりでした。
実物を見ていただければその衝撃を漏れなく感じていただけるはずです。もし店頭で実物をご覧いただくチャンスがあればその衝撃と共に是非入手していただきたい、そんな個体ばかりです。
クイアリ川はかなりの奥地でそうそう簡単に行ける場所ではない上に天候が変わりやすい地域です。更に本種を採集する場合は水位が高過ぎても低過ぎても失敗する可能性が高いため漁期がとても短いのです。それ故に今回のクイアリの美しい姿を見た時は大きく安堵しました。
性格は他のアピストと少し違い、厳つい顔付きとは裏腹にかなりフレンドリーな性格です。飼育者の姿が目に入ると激しい餌くれダンスを見せてくれるはずです。笑
これも生息地がクイアリ川だからと言えるのでは?と思います。現地では彼らを襲う外敵がほとんど存在せず、体格などから想像するとおそらくアドケタよりも上の立場に君臨してるのでは、と思うほどです。それほどよく食べます。そのため水質の悪化には少しご注意ください。
毎年入荷するような種ではありませんので是非このチャンスをお見逃しなく!

・Apistogramma cf. personata (上流産)
細身のcf.ペルソナータです。以前、ヴァウペス川の北岸と南岸産が入荷したことがありましたが、今回は北岸を流れる川の上流で採集されました。前回入荷したsp.Mituに雰囲気が似ていて頬の赤点の入り方も似ています。全個体が小さめだったので成長した姿をお伝えすることができませんが、ペルソナータの名に恥じぬ迫力ある姿になるはずなので成長を見守りながらお楽しみいただきたい種です。

・Apistogramma cf. personata (下流産)
こちらは下流産で、上流と下流でこんなにも雰囲気が違うのか、と率直に感じました。大きめの個体から感じたのは、体色の黄色が強い印象で背鰭が高く高く高く高く高く・・・伸びる印象です。ド派手なペルソナータを希望の方はこちらの下流産をオススメします。

・Apistogramma sp. D47
cf.ホイグネイと呼んでも良いと思われる種です。入荷数に応じてリリース数は少なかったのですが若くてとても綺麗な個体が多い印象でした。一般的にホイグネイの尾鰭のツインバーは赤と黒ですが、この種は赤色が主体となります。中には黒色が少し入ってたり、赤色が尾鰭全体に広がったりすることもあるようですがこれはホイグネイ特有の個体差とみて良いと思われます。こちらもこのような観察をしながら成長をお楽しみいただける種です。

・Apistogramma hongsloi
ホングスロイは当社としては久しぶりの入荷となりました。派手過ぎず地味過ぎずという印象ですが、尾筒・尻鰭の根本はホングスロイ特有の鮮やかな赤色が発色していますし、もっと近づいて見てみると顔周りには隈取りも出ています。日本の水に慣れた頃には多分派手な色彩を放っていることでしょう。

以下の2種は後日リリース予定です。

・Apistogramma lineata
状態を確認するため万が一を考えて昨日のリリースは見送りました。とは言えいつもよりも状態は良いくらいでした。他の種の状態が良過ぎたのでそれらを優先した結果になります。
前回のリネアタとは少し雰囲気が異なっており、サイズ感は小さいのですが顔周りの赤色は濃く将来性を感じさせる印象です。

・Apistogramma megaptera
メガプテラの状態はすごく良かったのですが、まだ若魚で少し神経質な状態のため雌雄判別が難しかったというのがリリースを遅らせた理由です。数日経てば判断できるはずですので次回のリリースには間に合います。
メガプテラも当社として久々の入荷となりましたが、現状は黄色が強く発色している状態です。しかしよく見てみるとオレンジやブルーなどの色が複数感じられるので派手な個体へと変化していく可能性が高いです。
背鰭の伸び方に少し違和感があるのでもしかしたら実際にはピアロアだったということもありますが、現段階ではメガプテラとしてリリースする予定です。

1枚も写真が無いのは少し寂しいので、今回入荷したカラシンの写真を貼ります。
トゥッカーノテトラに似た新種の小型種です。カラシンにもまだ見たことがない新種が沢山居ることは確かです。本種は極々少数の入荷だったため参考魚としてしばらく観察してみますが、もし市場に出た際には要チェックです。


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今週販売特約店様にリリースしたお魚をご紹介します。今回はアピストグラマ4種を新たにリリースし、追加で2種をリリース予定です。
撮影の時間が無く今回はテキストのみのご紹介となりますことをご了承ください。

・Apistogramma sp. D58
昨年の年始めに新種としてリリースした種が再度入荷しました。
本種の生息地はかなり奥深いエリアでこの地にたどり着くだけでも相当苦労するのですが、更に今回は漁師が川で事故に遭い怪我をしてしまいました。多くの魚が入ったパックを運ぶのにも難儀したようですが意地でボコタまで連れ帰りました。しばらくはこの種の入荷は無くなると思いますので本種に興味のある方は是非今回のタイミングをお見逃し無く!
アラクリナグループに属する本種ですが、赤色と青色がバランス良く派手に配色されて、立派に育った成魚は見応え十分になります。
今回は前回よりも赤色は少ない印象ですが、本種は当社が製造販売している水槽用蓋ルブラのブラックウォーターを使用することで簡単に赤色を発色させることができますのでご安心を!
またTomCのサイトで報告されていましたが、本種もマウスブルーダーとのこと。多分sp.D50と同様に完全なマウスブルーダーではなく育仔環境によりマウスブルーダーに移行するのだと思いますが、今回は雌雄バランス良く入荷しましたので是非繁殖にチャレンジしてその真相を確かめていただきたいです。

・Apistogramma sp. D57
cf. cacatuoides としても良いと思われるコロンビアのカカトゥオイデスです。
今後どのように変化するのか分かりませんが、第一印象としてはブラジルのトロンベタスに生息するサルピンクションに近いな、と感じました。
尾鰭にモザイク柄が表現されている個体がいくつか見ることができたので飼育者様の水に馴染んだ頃には更に綺麗に変貌していることと思います。
本種の最大の特徴は、顎下の狭い範囲に黒々とした髭模様があることです。他のカカトゥオイデスも顎下が黒くなる種は居ますが、本種のそれは他のカカトゥオイデスとは明らかに異なることからDナンバーが付与されています。

・Apistogramma sp. Kiemenfleck
久しぶりの入荷となりました。
2017年に纏めて日本に入荷され、何の関係もないサン・ホセデルグアビアーレという街の近くで採集されたというデマ情報から日本ではsp.サンホセと呼ばれてしまった種。
その後ドイツシクリッド学会で論文が発表され現在はsp.キーメンフレックと呼ばれています。
ちなみに本種が日本に最初に入荷したのは2016年。バウペスのアピストに混ざって入荷した極少数の本種を問屋の水槽から抜いてきたのがAn aquarium.音羽本店の志藤店主というのはあまり知られていない。
本種は成熟すると各鰭内側にアピストには珍しい紫色が乗ってくるのが特徴で、低pHの安定した水質で飼育することによりその特徴を引き出して欲しいです。また餌の種類に関係なく本種はクリーム色の卵を産卵します。繁殖自体はそれほど難しい種ではないのでお楽しみいただけるはずです。

・Apistogramma lineata
今回のリネアタは特別派手な個体はいませんでしたが、総じて飼育と成長を楽しめるサイズが多い印象でした。リネアタ特有の派手な隈取模様も時間とともに発現してきますのでご安心を!

・Apistogramma sp. D39 (sp. Alto Vaupes I) - リリース予定
前回の輸入に続き今回も入荷しました。種自体は同じですが採集ポイントは前回と少し異なっているようです。
同じバウペス川水系に生息するcf.ペルソナータと混同されがちな本種ですが、両種をしっかり見比べればその違いは明らかです。以下にD39の特徴を列記します。
  • 目と目の間の額にあるメラニンパターンがcf.ペルソナータは綺麗な二等辺三角形であるのに対し、D39は楕円から直線に近い形である。
  • D39の左右のお腹辺りのラテラルスポットが一般的な丸型ではなく縦に細長い形である。
  • D39はワイルド種でも巨大な個体は居ない。
  • D39の各鰭にはオレンジ色が入るがcf.ペルソナータはオレンジ色ではなく黄色である。
  • 特にD39の背鰭最後部は雌雄関係なくオレンジ色に染まる。
今回もメスが少ない印象ですので本種をお待ちの方は早めにアクセスを!

・Apistogramma sp. Mitu - リリース予定
こちらの種も久しぶりの入荷となりました。
細く華奢な体型の本種ですがその印象に反し意外と丈夫な種です。
今回の入荷分は頬に赤色を持っていて将来性を感じさせる個体たちばかりですのでお楽しみに!

sp. D39とsp. Mituは輸入直後の状態が少し心配な部分があったため大事をとってトリートメントを慎重に行いました。現状は問題ない状態まで立ち上がっているので近日中にリリースできるはずです。
現地の関係者が苦労して遠い日本まで送られてくる貴重なワイルド種。時には状態悪く輸入される場合もありますが、そんな時も当社では持っている全ての技術を注いで全力でリリースできる状態まで立ち上げる努力をします。『絶滅していなかったから問題ない・・・』なんて考えは生き物を取り扱っている以上は絶対にありません。。。

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今週販売特約店様にリリースしたお魚をご紹介します。今回はアピストグラマ7種を新たにリリースいたしました。

・Apistogramma sp. Tame (cf. hoignei) - Rio Arauca
コロンビア領アラウカ川上流で採集されたホイグネイの一種です。知られているsp. Tameとは採集場所が若干異なるのですが、本種をsp. Tameと呼んで良いと判断しています。ドイツの有名な学者も本種がsp. Tameと判断しています。
そもそもsp. Tameの定義が曖昧なのですが、分かりやすい表現ではホイグネイとマクマステリの間に位置する種と古くから認識されています。しかしsp. Tameにもいくつかのタイプが知られていて現在では少なくとも3タイプが知られています。
その中で本種は今までに知られているsp. Tameと比べてかなりホイグネイに近い種と認識しています。
sp. Tameやホイグネイは飼育環境により様々な表現の変化を楽しめるユニークな種です。飼育当初は地味な表現だったのに良い環境を与えてあげることにより見違えるような変化を見せてくれます。
本種も輸入当初はとても地味に見えましたが日を追うごとに変化していくのが分かりました。ただしこの変化のスピードにも個体差があるので本当に同一種なのか?と疑ってしまうほどいくつかの表現を確認することができました。
残念ながらサイズ的には予想以上に小さかったですが、その分小さめの個体を長く大事に飼育して本種の様々な変化をお楽しみいただけるはずです。

・Apistogramma sp. D12 (sp. Packman) - Rio Guaviare
久しぶりに入荷しました。小さな個体が多いですが将来性を感じる個体が多いです。

・Apistogramma sp. D21 (cf. macmasteri) - Rio Meta
メタ川下流で採集されたマクマステリの地域変異種です。顔周りに赤いドットが散りばめられ腹びれは真っ赤に染まります。少数のみの入荷で更にメスの数が少なかったのでリリース数は僅かとなりました。

・Apistogramma sp. D39 (sp. Alto Vaupes I) - Rio Vaupes
全体的な印象として小さな個体が多く目立って派手な個体はいません。しかし本種は大事に飼育することによりさほど個体差なく飼育者の期待に応えて綺麗になってくれる種です。あまり大きくならない種なので飼育自体はあまり気を遣うこともないと思いますのでまだ本種を飼育したことがない方は是非チャレンジしてみてください。

・Apistogramma sp. D50 (sp. Alto Vaupes II) - Rio Vaupes
久々に大きなサイズのD50が獲れたと聞いて注文しました。6cmオーバーから4cm程度まで雌雄バランス良く入荷しました。
採集ポイントにより異なると思うのですが、これまで何度も本種を輸入していますが輸入当初から顔周りが派手な個体が少ないことがほとんどでした。しかし今回のD50は当たりです。ほぼ全ての個体がド派手になると言い切れます。
更に育児方法が少し変わっているのも本種の特徴です。稚魚がしっかり遊泳できるまで捕食者から守るためメスが稚魚を口に含んで育児するマウスブルーダーとして知られています。ただし完全なマウスブルーダーではなく稚魚に危険が無いと判断した場合は通常通りの育児方法をとりますので、マウスブルーダーとしてのメスを観察する場合は同水槽内に捕食者と認識される他魚が居ることが前提となります。
オスの仕上げから繁殖まで様々楽しみいただけるはずです。

・Apistogramma sp. D62

・Apistogramma viejita - Rio Meta(プエルトガイタン近郊)

sp. D62とヴィエジタは現地シッパーのストック分を全て引き上げました。その中にいくつかのメス個体が居たので少数のペア出しが可能になりました。入手された方は貴重なペアですので大事にしてください。
特にsp. D62は乱獲によって絶滅してしまったのでは?と現地関係者の間で噂されています。コクーン便とは別のルートでも輸入があったようですが、輸送と管理に何度も失敗し後先のことを考えず採集を繰り返した結果だということです。
生き物相手ですからいくら気を付けていてもこのようなミスは起きてしまうものなのである程度は仕方ないことなのですが、同じミスを繰り返すというのはとても信じられません。この話が事実だとしたら数十年・数百年というスパンで現地で延々育まれてきた貴重な種が一部の人間のエゴにより一瞬にして絶滅してしまったということ。問屋としても一人のアピスト愛好家としてもこれは非常に悲しいことですし、絶対にあってはならないことだと思うのです。
幸い現地の水位が上がって来ているためしばらくの間は採集不可とのことなので、生き残りが居たら何とか他のポイントに移動していてくれてると信じ、sp. D62というこの綺麗な種の存続を願ってやみません。
このsp. D62に限らずワイルドには貴重な種が多いです。入手して手元に届いた魚たちは、ほんの数日前まで地球の裏側にある熱帯雨林の雄大な環境下で必死に生きていた魚たちであることを今一度認識していかなければならない、と今回の話を聞いて改めて感じました。


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本日販売特約店様に久しぶりにリリースしたお魚をご紹介します。今回はアピストグラマ4種を新たにリリースいたしました。

・Apistogramma sp. D62 - オリノコ川上流エリア
当初はApistogramma nororientalis(ノロリエンタリス)に近い種か?などと考えていましたが、最終的に既知のいずれの種とも異なるとの結論に達し、新たなDナンバーが付与されました。
体高のあるスタイル、特徴的な隈取りの入り方、sp. Rotfleckenを彷彿とさせる背鰭の形状。また魅力的な新種が発見されました。
メスの見極めが難しいため今回は少数のみのリリースとなりますので興味のある方は早めに販売特約店様にアクセスしてください。オスのみのリリースも可能ですので併せてお問い合わせください。

・Apistogramma cf. sp. Segelflossen - オリノコ川上流エリア
上のsp. D62と同じエリアで採集されたsp.セーゲルフロッセン。sp. D62の採集場所がオリノコ川上流と聞いた時は眉唾物と感じましたが、この種と同じエリアに生息していたとしたらオリノコ川上流域というのも納得がいきます。
しかし現時点でセーゲルフロッセンの特徴が出ていないので「cf.」を付けました。
大きな個体の尾鰭には格子柄がしっかり残っているのでフラベリカウダではないと判断しています。ならば、地味に新種なのか!?
多数飼育の場合に種の特徴がしっかり出てこない傾向があるので、単独でじっくりと飼育していただき真偽を確かめていただきたい種です。

・Apistogramma viejita - プエルトガイタン近郊
今年の春にもプエルトガイタンからヴィエジタがやってきましたが、今回は以前から知られているリアルヴィエジタです。しかも獲れたてホヤホヤです。
背鰭の先端に縁どられた濃い朱色はヴィエジタの証。大き目しっかり個体からリリースいたしました。

・Apistogramma sp. Schwarzkehl (シュワルツケール)
ドイツの"Kleine Buntbarsche"通称テトラ本にヴィエジタ カラーフォーム3で掲載されているタイプと同じsp. Schwarzkehlです。
まだビビりまくっていてこの色合いですから仕上がったらド派手になること間違いなし!
しかもメスのサイズ感が良くオスの数に合わせて入荷しているので、親魚の仕上げ~繁殖まで楽しめること請け合いです。

本日のリリースは以上です。よろしくお願いいたします。


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本日、販売特約店様にリリースしたお魚をご紹介します。 今回はアピストグラマ5種を新たにリリースいたしました。

Apistogramma cf. sp. D28 / cf. sp. Rotflecken
・Apistogramma cf. sp. D28 / cf. sp. Rotflecken - ビチャダ川水系
先週リリースしましたsp.D28によく似ていますが頬に入る赤い隈取りの形状が少し異なっているため"cf. sp. D28"または"cf. sp. Rotflecken"としました。
生息地はビチャダ川の支流ですが、sp.D28とは流れが異なりますが源流まで辿っていくとsp.D28と同じと思われ関連性は深そうです。sp.D28が上流、50~80km下流に本種が生息しているという位置関係になります。
とても美しい種ですが総じてサイズが小さくペアでリリースできたのは極々僅かとなってしまいました。

Apistogramma macmasteri - Rio Manacacias
・Apistogramma macmasteri - マナカシアス川
マクマステリと言えば通常メタ川から来ることが多いですが今回はマナカシアス川産のマクマステリが入荷しました。
コーダルスポットがちょっとヴィエジタに似ているかな?と感じました。魚自体はとても綺麗なマックだと思いますし、メスの数も良い比率で入荷しましたのでマクマス系のアピストをまだ飼育したことがない方に是非おススメいたします。

Apistogramma pedunculata
・Apistogramma pedunculata
以前はsp. リオカウラと呼ばれていましたが学名が付き現在はペドゥンクラータと呼ばれています。
今年初めにベネズエラから入荷したグッタータと同じタイミングで採集されたようですがグッタータ以外の種が居たら送るように依頼したら本種が来ました。採集場所は不明です。流石にグッタータと同じエリアで採集されたとは思っていません。
そんな経緯ですのでメスの数が少なくリリースできたペア数も極僅かとなりました。

Apistogramma sp. D11 / cf. piaroa (Yellow Breitbinden)
・Apistogramma sp. D11 / cf. piaroa (Yellow Breitbinden)
色々な呼び名があって分かり辛いと思いますが簡単に言うと黄色いピアロアです。
網の中での写真では確認しにくいと思いますが、オスの体色がメスのように黄色い珍しいピアロアです。
入荷した個体は総じて小さいのですが、頬に見え隠れする赤色は鮮烈です。成長するにつれ間違い無くド派手なピアロアへと成長するのは目に見えています。
メスの数が少なかったためリリースできたペア数は僅かですが、オスのみでしたらまだ何匹がリリースできそうです。

Apistogramma sp. Segelflossen
・Apistogramma sp. Segelflossen
別名sp.Sail-finとも呼ばれ船の帆のように背びれが高くなるアピストです。またラテラルバンド下のドット模様もこの種の特徴です。
実はsp.ブルトケールを発注したら本種が入荷してしまいました。こういうことはまぁよくあることですが魚自体は良いサイズと状態で入荷していますので本種をまだ飼育したことがない方は是非チャレンジしてみてください。

本日のリリースは以上です。よろしくお願いいたします。

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