厳選した美しいアピストグラマ等の熱帯魚を提供。熱帯魚輸入卸販売のコクーン

昨日のリリース

昨日リリースおよび今週リリース予定のお魚をご紹介します。今回はアピストグラマ5種を新たにリリースし、追加で2種をリリース予定です。
入荷魚の美しさの衝撃が大きく撮影するのを忘れました。というのは冗談で、魚の状態が抜群に良くリリース作業を優先したため、今回もテキストのみのご紹介となりますことをご了承ください。

・Apistogramma sp. Cuiari
久しぶりの入荷となりましたが、今回入荷したクイアリは外見も状態も過去に無いくらい素晴らしい個体ばかりでした。
実物を見ていただければその衝撃を漏れなく感じていただけるはずです。もし店頭で実物をご覧いただくチャンスがあればその衝撃と共に是非入手していただきたい、そんな個体ばかりです。
クイアリ川はかなりの奥地でそうそう簡単に行ける場所ではない上に天候が変わりやすい地域です。更に本種を採集する場合は水位が高過ぎても低過ぎても失敗する可能性が高いため漁期がとても短いのです。それ故に今回のクイアリの美しい姿を見た時は大きく安堵しました。
性格は他のアピストと少し違い、厳つい顔付きとは裏腹にかなりフレンドリーな性格です。飼育者の姿が目に入ると激しい餌くれダンスを見せてくれるはずです。笑
これも生息地がクイアリ川だからと言えるのでは?と思います。現地では彼らを襲う外敵がほとんど存在せず、体格などから想像するとおそらくアドケタよりも上の立場に君臨してるのでは、と思うほどです。それほどよく食べます。そのため水質の悪化には少しご注意ください。
毎年入荷するような種ではありませんので是非このチャンスをお見逃しなく!

・Apistogramma cf. personata (上流産)
細身のcf.ペルソナータです。以前、ヴァウペス川の北岸と南岸産が入荷したことがありましたが、今回は北岸を流れる川の上流で採集されました。前回入荷したsp.Mituに雰囲気が似ていて頬の赤点の入り方も似ています。全個体が小さめだったので成長した姿をお伝えすることができませんが、ペルソナータの名に恥じぬ迫力ある姿になるはずなので成長を見守りながらお楽しみいただきたい種です。

・Apistogramma cf. personata (下流産)
こちらは下流産で、上流と下流でこんなにも雰囲気が違うのか、と率直に感じました。大きめの個体から感じたのは、体色の黄色が強い印象で背鰭が高く高く高く高く高く・・・伸びる印象です。ド派手なペルソナータを希望の方はこちらの下流産をオススメします。

・Apistogramma sp. D47
cf.ホイグネイと呼んでも良いと思われる種です。入荷数に応じてリリース数は少なかったのですが若くてとても綺麗な個体が多い印象でした。一般的にホイグネイの尾鰭のツインバーは赤と黒ですが、この種は赤色が主体となります。中には黒色が少し入ってたり、赤色が尾鰭全体に広がったりすることもあるようですがこれはホイグネイ特有の個体差とみて良いと思われます。こちらもこのような観察をしながら成長をお楽しみいただける種です。

・Apistogramma hongsloi
ホングスロイは当社としては久しぶりの入荷となりました。派手過ぎず地味過ぎずという印象ですが、尾筒・尻鰭の根本はホングスロイ特有の鮮やかな赤色が発色していますし、もっと近づいて見てみると顔周りには隈取りも出ています。日本の水に慣れた頃には多分派手な色彩を放っていることでしょう。

以下の2種は後日リリース予定です。

・Apistogramma lineata
状態を確認するため万が一を考えて昨日のリリースは見送りました。とは言えいつもよりも状態は良いくらいでした。他の種の状態が良過ぎたのでそれらを優先した結果になります。
前回のリネアタとは少し雰囲気が異なっており、サイズ感は小さいのですが顔周りの赤色は濃く将来性を感じさせる印象です。

・Apistogramma megaptera
メガプテラの状態はすごく良かったのですが、まだ若魚で少し神経質な状態のため雌雄判別が難しかったというのがリリースを遅らせた理由です。数日経てば判断できるはずですので次回のリリースには間に合います。
メガプテラも当社として久々の入荷となりましたが、現状は黄色が強く発色している状態です。しかしよく見てみるとオレンジやブルーなどの色が複数感じられるので派手な個体へと変化していく可能性が高いです。
背鰭の伸び方に少し違和感があるのでもしかしたら実際にはピアロアだったということもありますが、現段階ではメガプテラとしてリリースする予定です。

1枚も写真が無いのは少し寂しいので、今回入荷したカラシンの写真を貼ります。
トゥッカーノテトラに似た新種の小型種です。カラシンにもまだ見たことがない新種が沢山居ることは確かです。本種は極々少数の入荷だったため参考魚としてしばらく観察してみますが、もし市場に出た際には要チェックです。


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