厳選した美しいアピストグラマ等の熱帯魚を提供。熱帯魚輸入卸販売のコクーン

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大寒を間近に控え寒さが一段と厳しくなっておりますがいかがお過ごしでしょうか。ご挨拶が遅くなりましたが、今年もコクーンをどうぞよろしくお願いいたします。
さて、そんな寒さを吹き飛ばす熱いアピストグラマが今年の初便として入荷しております。

一昨年はマクマステリグループをメインに、そして昨年はイニリダエグループのアピストをメインに輸入しました。
今年はどんなアピストを輸入しようかと現在計画している段階ですが、とりあえずは昨年長雨などの影響により実現することが出来なかった種をメインに取り組んでいこうと考えております。

それでは本日販売特約店様にリリースしたアピストのご紹介です。
本日は5種をリリースいたしました。

Apistogramma sp. D56 (A. sp. ouaou)
・Apistogramma sp. D56 / sp. ouaou
数枚の写真により以前からそのアピストが存在する事は知られていましたが、生息場所は誰も知らず、実物を見た事があるのは捕まえた漁師だけだったというアピストが『sp.オウアオウ』。
その伝説のアピストと多分同一だろうと考えられているのがこのsp.D56です。

何処かに採集に出掛けると聞く度に、冗談半分で『オウアオウが居るかもしれないから居たら絶対に捕まえてきてくれ!』と話していたアピストが本当に来てしまいました!

今回入荷したのは4cm程度までの小さな個体が少数。さらにメスの数が少ないためにリリースは極々少数となりますが、成長するに従い尾鰭・背鰭は鮮やかな赤色に染まり、顎下~頬~胸辺りまで真っ赤に彩られていくと思われますので入手された方は是非その魅力をご堪能ください。

Apistogramma sp. segelflossen
・Apistogramma sp. segelflossen - ビチャダ川水系
現地からはsp.ブルトケールで入荷しましたが、現段階ではセーゲルフロッセンと判断しています。
しかしビチャダ川水系で採集された事を確認しているので、果たして本当にセーゲルなのか?という疑問は残っています。
まだ環境に怯えている状況なので日本の水に馴染んでくれば顎下の隈取り、お腹にイニリダエのようなバンドが出現する可能性はあります。
例によりメスの数が少ないため極少数のみのリリースとなります。

Apistogramma sp. rautenband
・Apistogramma sp. rautenband - ヴァウペス川
昨年に続き今年もこのアピストが入荷しております。
綺麗に育てて繁殖まで持っていくのは少し難儀する種ですが、愛情を注ぐとそれにしっかり応えてくれる良いアピストです。

Apistogramma sp. mitu
・Apistogramma sp. mitu - ヴァウペス川
sp.ルーテンバンドとセットでやって来る細身の変わったアピストです。
体形が細く弱そうなイメージですが実際はとてもタフで、成長すると体がグリーンに輝いてくる魅力あるアピストです。

Apistogramma sp. D53
・Apistogramma sp. D53 - ヴァウペス川
sp.ミツの地域変種だと思っていましたが、実物はsp.ミツよりも体高があり、背鰭も高くなりそうな感じを受けます。
体色が全体的に赤っぽいのでsp.ルーテンバンドにも似ています。また背鰭にも明るい赤色が入っているので、落ち着いたらどのような姿になるのかとても興味深いアピストです。
メスの数が少ないためこちらも極々少数のリリースとなります。


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昨日、販売特約店様にリリースしたアピストとカラシンをご紹介します。

Apistogramma sp. Segelflossen

Apistogramma sp. Segelflossen
・Apistogramma sp. Segelflossen (仮) オリノコ川中流域
コロンビアからsp.セーゲルフロッセンの名前で入荷したアピストです。
しかし今まで入荷したセーゲルフロッセンとは明らかに違う個体が届いたためリリースまでにしばらく時間が掛かってしまいました。
全体的なフォルム・背鰭の形はsp.セーゲルフロッセンですが、ラテラルバンド下のセーゲルフロッセン独特なアブドミナルストライプが見られません。
更にオス個体の顎下には隈取りがあります。
実は今回採集された場所はオリノコ川中流ですが、その対岸のベネズエラ側にもsp.セーゲルフロッセンが棲息しています。ベネズエラ側のセーゲルフロッセンのオスには顎下に隈取りがあることが知られています。
今回入荷したこの個体がベネズエラ側のセーゲルフロッセンかどうかは現時点で断定することは出来かねますが、夢を追い掛けてみたい、そんなアピストです。
ただしメスの数が少なかったためリリースは極少数となっています。

Apistogramma piaroa (sp. Breitbinden)
・Apistogramma piaroa オリノコ川中流域
コロンビアのsp.ブライトビンデンです。
上のsp.セーゲルフロッセンと同じポイントで採集されました。
全ての個体が4cm前後のため背鰭の伸びはまだ確認出来ませんでしたがピアロアで良いと思います。
ただしこちらもメス個体が僅かだったのでリリースも極々少数となってしまいました。

・Apistogramma lineata アタバポ川
10月初めにリリースした赤顔のリネアタですが前回と比べて赤顔個体は少なかったです。
しかしこのアピストは飼育環境の良し悪しで劇的に変貌する種です。比較的広めで威張れる環境を用意してあげてください。魚からその素質が十分感じ取れましたのでおススメします。


Hemigrammus .sp

Hemigrammus .sp
・Moenkhausia dichroura ビチャダ水系
という名前で入荷しましたが多分違う種だと思われます。一般的に知られているシザーステールカラシンとも若干違いがあります。
いずれにしても体全体が銀色に輝きとてもよく目立つカラシンです。
全ての個体が5~6cmほどの立派な体格なので飼育環境が限られてくると思われます。

Hyphessobrycon sp. (Rio Vaupes)
・Hyphessobrycon sp. ヴァウペス川上流
こちらは新種のカラシンです。
全ての個体が2cm程度。既に成魚なのか、それともこれから成長してそして体色はどのように変化していくのか、全くの未知です。性格はとても大人しいですので小さな魚のタンクメイトにも良いと思います。

以上が今回リリースしました魚たちです。


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本日、販売特約店様にリリースしたアピストをご紹介します。
今回は6種を新たにリリースいたしました。

Apistogramma sp. D24
Apistogramma sp. D24
D24はヴィエジタの仲間の中でも色彩が鮮やかな種として知られていますが、この個体は今まで入荷したD24の中でもダントツです。
大きさもそれ程大きくないのでこのオスが生まれ持ったモノだと思います。メスもこのオスに釣り合う良い個体なので是非この遺伝子を繋げてください!
ただしこの種の宿命なのか、メス確定個体が1尾のみ。
それ以外のメス個体は再度吟味していますので実物を見てご確認ください。

Apistogramma cf.viejita
Apistogramma cf. viejita
ヴィエジタ(Color Form I)はプエルトガイタン周辺で採集されますが、このヴィエジタは同じプエルトガイタンエリアでも少し離れたポイントで採集されました。
背鰭がマクマステリのように上に伸びるのが特徴です。そのためcf. ヴィエジタとしています。

Apistogramma cf.hongsloi
Apistogramma cf. hongsloi
上のcf. viejitaと同じエリアで採集されたホングスロイです。
ご覧いただけますように入荷直後の状態で既に、頬に赤いライン状の隈取り、ラテラルバンド付近にオレンジ色が発色している個体がちらほら。
どれもこれからの成長が楽しみな個体ばかり入荷しています。

Apistogramma alacrina (sp. Rotpunkt)
Apistogramma alacrina (sp. Rotpunkt)
このアピストの入荷を待ち侘びていたアピストファンの方は多いのではないでしょうか。
最近はあまり入荷が無かったロートプンクが入荷しました。それも頬にブルーがしっかり乗りかなり綺麗になりそうな個体たちです。
一般的なアピストの飼育環境でも良いですが、綺麗な水草水槽での飼育もおススメします。この種のブルーは水草のグリーンととても相性が良いです。

Apistogramma sp. D50 (sp. Alto Vaupes II)
Apistogramma sp. D50 (sp. Alto Vaupes II)
久しぶりの入荷となりました。いずれも体長5~6cmで育てやすいサイズで良い個体です。
この種は安定した低pHの水質で飼育するとビックリするほど綺麗になります。
写真をよく見ていただくと判ると思いますが、全てのオスの顎下にはその片鱗が見え隠れしています。オスの性格が少し荒いですが未だ飼育した事が無い方は是非一度トライしてみてください!

Apistogramma sp. D25
Apistogramma sp. D25
現地の在庫を全て引き上げました。
しかし全てオス個体でした。(大粒泪)
マクマステリグループのアピストにはまぁまぁよくある事なのですが。
オスだけでも欲しいという方がいらっしゃれば是非!


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本日、販売特約店様にリリースしたアピストのご紹介です。
今回は2種を新たにリリースいたしました。

Apistogramma cf. flabellicauda

Apistogramma cf. flabellicauda
・Apistogramma cf. flabellicauda (オリノコ川上流)
インボイス名、cf.フラベリカウダで入荷した個体です。
比較的大きなオス個体の尾鰭には柄がありませんが、小さなオス個体の尾鰭には少し柄が入っています(上の写真)。
多分成長と共に尾鰭の柄が無くなっていくものと思われます。
興奮すると顎下にドッと隈取りが出現し一気に表情が変化します。その変化を見れるのは飼育者の特権です。
オス個体、メス個体(下の写真)いずれも各サイズ取り揃えましたので雌雄の体格差を気にせずお選びいただけることと思います。


Apistogramma lineata(Super Red)
・Apistogramma lineata / Super Red (アタバポ川)
同じリネアタの産地でも採集地の環境により体色が変化します。
輸入したばかりでまだ若干怯えている様子ですが、良い環境で飼育することによりこの写真よりも赤さが濃く、そして広範囲に広がっていくと予想されます。
DNAに深く刻み込まれているものなので、今は顔がそれほど赤くない個体もライバルが居ない環境でじっくり育てることによりその赤さは増していくはずです。

Apistogramma lineata(Super Red)
1尾だけ尾鰭にも赤が入っている個体が居ました。尻鰭にも赤が入っているので全ての鰭が赤く染まっていくと思われます。
以前在庫で残ったリネアタがこのような表現になったことがあります。
多分今回のリネアタはこのような表現をするタイプではないかと密かに期待しています。
是非皆様の目でそれをご確認ください。

ただしメス個体のサイズが全体的に小さめなので体格差が出てしまうと思います。その辺だけ気を付けていただければ今回のリネアタもその魅力を十分ご堪能いただけるものと思っています。


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販売特約店様にリリースしたアピストのご紹介です。
今回は3種を新たにリリースいたしました。

Apistogramma velifera
・Apistogramma velifera
sp. ホワイトシームやsp. フォーストライプスとも呼ばれている種です。
実はこの種、以前も何度か輸入したことがあるのですが、決まって状態が悪くリリースがほとんど出来なかった種です。
今回は珍しく良い状態で良いサイズを入手することが出来ました。
ペア数に限りがあるのでお待ちになっていた方はお急ぎを!


Apistogramma megaptera
・Apistogramma megaptera
派手なアピストではありませんが、状態良く飼育してあげるとしっかりそれに応えてくれるアピストです。
頬周りの独特なブルーメタリック、顎下の隈取、背鰭前半の伸長に飼育者がビックリする日が必ずやってくる、そんなアピストです。
しかし、いざ蓋を開けてみたら、メスがほとんど居なかった。。。


Apistogramma sp. D24
・Apistogramma sp. D24
今回もやってきました!採集したてのホヤホヤです。
数タイプあるヴィエジタの中でもいつもメスの入荷が少なく、そして極めてメスの判別が難しい種です。
メスだと思って掬ってもよ~く見るとオスだったり、というのが何度かありました。
今回もサイズが小さめなのでよく吟味してリリースしております。


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販売特約店様にリリースしたアピストのご紹介です。
今回は5種を新たにリリースいたしました。

久しぶり過ぎて、魚の写真を撮るのを失念してしまいました。笑

Apistogramma sp. D25
・・・久しぶりの入荷となりました。今回はサイズしっかり目、フォルムが完成した個体が多い印象です。
Dシリーズの中にコクーン便でないと入荷しない種がいくつかいますが、この種もそうです。理由はまたいつか・・・。

Apistogramma sp. D18
・・・この種の入荷も久しぶりです。今回の便は状態バッチリで即リリースが可能でした。水槽に網を入れると体色が激変し雌雄判別が難しくなるという特有の性格の持ち主ですが、今回の大きさならば問題無いでしょう。

Apistogramma sp. D50 (sp Alto Vaupes II)
・・・今回は程よいサイズでの入荷となりました。前回まではメスがいないと嘆いていた種でしたが、今回は8割方メスでした。ということで今回リリース出来たのは販売代理店様にお渡ししたペアのみとなります。

Apistogramma lineata
・・・この種も今回は大き目サイズでの入荷で、メスもしっかりしたサイズでの入荷となりました。この種独特の隈取・各鰭を広げた時の迫力を存分にご堪能いただけるはずです。

Apistogramma sp. blutkehl
・・・尾鰭に模様が入らないタイプのブルトケールです。今回9尾入荷しましたが、メスがなんとも1尾のみ。サイズはしっかり目なので、オスだけでも観賞価値は十分あると思います。

写真が無いのは少し寂しいので、輸入時の写真でも。

アピストは全て1匹梱包でこのような状態で輸送されてきます。
これは大きな袋に複数入れた場合、1匹が輸送中に死ねば腐食により水が汚れ、その袋の生体全てに影響が及んでしまうからです。
とても小さな袋に水は極僅か。そのスペースでは、寝返りは打てるけど反転は出来ないだろうという水の量です。
これは輸送費の節約のためなのですが、それでも健康な個体であれば問題無く到着します。


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販売特約店様にリリースしたアピストのご紹介です。
本日は3種を新たにリリースいたしました。

Apistogramma sp. D24
Apistogramma sp. D24 (Rio Vichada)

前回入荷した sp. D24 のタイプIIのみが今回入荷しました。

ちなみに前回のタイプI は現地から、ビチャダのヴィエジタとの修正連絡が入っております。情報が錯綜してしまったことをお詫びいたします。
しかしビチャダのヴィエジタをご購入された方からは、メタ川やマナカシアス川エリアとは背鰭の形や色の入り方が違うとのお声をいただいており、ホッと一安心しております。

そして前回のタイプIIの方が sp. D24となります。

Apistogramma sp. D24
さてこの sp. D24について、今更ですがこの種の特徴を三点お伝えしておきます。

一点目が、胸鰭の付け根からお腹にかけて強い黄色を発色します。
二点目が、腹鰭の先端が赤く染まっている、もしくは赤色発色前の黄色になっています。
三点目が、尾筒のコーダルスポットはD25やD28よりも大きいです。

種を判別する際には体色や鰭の色は関係ないのですが、あくまでもDナンバーは種が特定されるまでの仮ナンバーという位置付けなので、このような色の違いが重要視されている部分もあります。
ヴィエジタI~IIIもカラーフォームと言われているように。

Apistogramma sp. D24
ただし、頬の赤い斑点はこの種を特定する大きな特徴ではありません。
上の写真の個体は5cm弱の雄ですが頬に赤はほとんど発色していません。(環境に慣れれば今後発色してくると思います)

Apistogramma sp. D24
こちらの個体は4cm弱の個体ですが、成長したらどうなってしまうのか、と思うほどベッタリと頬の赤が発色しています。
従いまして、魚を選別する際には頬の赤色は重要視されますが、D24という種として判別する際には頬の赤を気にする必要はありません。

しかし、本当に、本当に残念なのは今回も雌が極少数だったことです。この種は野生でも雌の数が少ないのかもしれません。


Apistogramma sp. cuiari
Apistogramma sp. cuiari

コロンビアでアピストグラマを研究しているダニエルは、3月の初めから約一か月間の採集旅行に出掛けておりました。(因みにDナンバーのDはこのダニエルの頭文字から取りました)
今回彼はオリノコ川~ネグロ川~ヴァウペス川と旅をし、その間に採集した魚をシッパーに送り日本に届いたのが先月よりリリースしているアピストたちです。
そして旅の最終目的地がクイアリ川でした。

もちろん sp.クイアリが日本にやって来ています。
今回の sp.クイアリは10cmほどの大きな個体も若干居ますが、4~6cm位の飼育し易いほど良いサイズがメインとなっています。
小さくても既に頬赤個体が多いので育成を充分お楽しみいただけます。


Apistogramma sp. D52
そして、「クイアリに行くなら絶対に新種を見つけて来て!」とお願いしたら本当に新種を見つけてきてしまいました(笑)

Apistogramma sp. D52 / sp. Harol

最初に発見した漁師の名前がシノニム(別名)になっています。彼はすごく喜んでいました(笑)

Apistogramma sp. D52
さて、このD52は今回約30尾捕獲でき、その内の数尾が輸送中に死んだり病気になりましたが、無事だった残りの半分がノルウェーへ、そして半分が日本へ輸入されました。
従って商用ルートに乗った D52は今日本に居る十数尾だけです。

場所が場所だけに多分今後の入荷はほとんど無いと思いますし、日本のアピスト史に残るであろう逸材だと感じています。(地味ですけど。笑)

Apistogramma sp. D52
サイズはこんなチビばかりなので今回リリース出来る数は極々少数になりますことをご了承ください。

採集旅行中に撮り溜めた写真や動画は膨大な数になっています。現在整理していますが、機会があればこの場で現地の様子をご紹介出来ればと思っていますので、あまり期待せずにお待ちください。


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販売特約店様にリリースしたアピストのご紹介です。
本日は5種を新たにリリースいたしました。

Apistogramma sp. Mitú (Rio Vaupés)
Apistogramma sp. Mitú (Rio Vaupés)

久しぶりの入荷です。
数年前に日本に初入荷し、その時は sp. ヴァウペスとして販売されました。
マクマス系でありながらこのスリムな体形はやっぱり変わってます。


Apistogramma sp. Rautenband (Rio Vaupés)
Apistogramma sp. Rautenband (Rio Vaupés)

この種も数年前に初入荷し、cf. ヘルケリーとして販売されました。
今年に入ってからドイツのシクリッド学会で研究論文が発表され、現在は sp. ルーテンバンドと呼ばれています。
今回入荷した個体たちは手頃なサイズでかなり綺麗になりそうです。


Apistogramma cf. personata (Rio Vaupés 南岸産)
Apistogramma cf. personata (Rio Vaupés 南岸産)

ヴァウペス川の南岸の支流にて採集した cf. ペルソナータです。
背鰭が高く、体色の黄色が強いので最近入荷している cf. ペルソナータと同じタイプと思います。


Apistogramma cf. personata (Rio Vaupés 北岸産)
Apistogramma cf. personata (Rio Vaupés 北岸産)

こちらはヴァウペス川の北岸の支流にて採集された cf. ペルソナータ。
南岸産と比較してかなりスリムな体形です。
いずれの個体も小さなサイズなので、成長した時にどのような姿になっているのか気になります。


Apistogramma sp. D39 / sp. sp. Alto Vaupes I (Rio Vaupés 源流域)
Apistogramma sp. D39 / sp. Alto Vaupes I (Rio Vaupés 源流域)

昨年発見され、衝撃の入荷を果たした sp. D39が今年もやって来ました。
今回のは程よいサイズでの入荷ですので、育成も繁殖も楽しめるはずです。


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販売店様にリリースしたアピストのご紹介です。
本日は2種を新たにリリースいたしました。

Apistogramma cf. diplotaenia
Apistogramma cf. diplotaenia (Rio Orinoco)

昨年の11月にレア種としてご紹介したディプロがまたやって来ました。
ブラジル側へ流れるネグロ川産とは若干違い、スペードの形をした尾びれがより際立ち、ラテラルバンド下のギビバンドが特徴的なアピストグラマです。

前回の便では雌雄の判別も出来ない程の小さなサイズでしたが、今回は良いサイズが纏まって入荷しております。
とは言え、この種は小さなサイズでも一旦落ち着いてしまえば丈夫なアピストで、成長が早く、環境さえ整っていれば自然に産卵へと導けるはずです。

Apistogramma cf. diplotaenia
この種がこれだけ纏まって日本にやって来たのは多分初めてではないでしょうか。
しかしこの種は適正な時期に適切な場所に行けば実は沢山獲れるアピストグラマなんです。

では何故この種がレア種と呼ばれているのか。
それはこの種が輸送にとても弱い面があるからなんです。特に雌が。
昨年の11月の入荷では生きて日本に到着したのは約10%でした。もちろん大赤字です...(汗)
その後2回このディプロ目的で漁に出かけましたが、ボゴタのシッパーの元に到着した時にはいずれも全滅でした。
その数、ザッと〇〇〇匹、ここではとても言えない数字です(泪)

今回はその反省を活かし漁師とシッパーと我々が相談して特別な梱包と輸送方法を考案しました。
それが今回見事に大成功!!!
死着はほとんどなく、もちろん雌個体もしっかり居ます!

昨年からかなりの量を捕獲してしまったのでしばらくはこの種狙いの漁は行いません。従って今回のように纏まって入荷する事は当分無いでしょう。
前回の便で入手を諦めるしか無かった方々申し訳ありませんでした。今回は大丈夫です!
可能な限り価格も抑えていますので今回のチャンスは是非ともお見逃しなく!


Apistogramma cf. hongsloi

Apistogramma cf. hongsloi
Apistogramma cf. hongsloi (Rio Vichada)

今回のホングスロイはボディ全体がオレンジ色をしています。
現地ではレッドビチャダと呼ばれていますが、ラテラルバンドに沿って赤いラインが入っているのを見ると、数年前にラーゴ・カリマグア産で入荷したホングスロイによく似ている感じがします。
雌の数が少ないのでリリース数は僅かです。


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